健康と病いを考える 7  健康電車といらない荷物 | もしも~し、お寺ですョ

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健康病気


これは対義語ですか?


似たような言葉がある。


こちらは同じ部類の対義語
のように思われますけど
仏教では「生死」という言葉を
1つの単語とすると通常とは
異なった意味になります。

 一般的に「生死」と言えば

⚪︎生まれてから死ぬまで
⚪︎生きることと死ぬこと

   そのような意味ですね。

ところが仏教で言われる
生死」という言葉は、

この世界が常に流転して
変化して行くこと!

これを生死(しょうじ)と
言っているそうです!

生死流転  生死不定

私たちの生きる世界は
日々変化の中にあって
ここで人の命が生まれ
ここで人は死を迎える。

それは大宇宙の運行の中の
ほんの1刹那の現象‼️

私の一生なんてものは
取るに足らない砂粒であり
どこに落ちているのか?
探しても見つからないものだ


そんなチンケな私のこの身体。
この身体が健康かどうか?
病気で悩んでいるか?
健康と病気の堺いは
何をもって決めるのだろう。

癌や心筋梗塞、、、
脳内出血や肺塞栓、、、
命が尽きる病いの場合、
とても深刻な状況となる。


そりゃ〜そうさ、
終わっちゃうんだもの‼️
昨日までの人生が、
今日で終わりだよ〜‼️と、
言われちゃったら、ね、、

家族のみんなは? 
今日からの仕事は?
このお寺はどうなるの?
オリンピック観れないの?
今年の野球の優勝は?
ワールドカップの予選は?
ペットはどうなるの?

執着が
止まらない‼️



昨日まで健康でもーーー
今日から病気?病人なの?
今日からベット生活?
今日から仕事が出来ない?

ご体験者の方はその恐怖を
よ〜く、ご存知でしょ!


生死一如
青天の霹靂
一寸先は闇


ーーーつまり、
健康と病気は、
同じ線路の上での話であり
健康という電車が
ある駅に着くとーーー、
病気という荷物が積まれる。
その病気を載せながら
次の駅では、病気を下ろす!
でもまた新たな荷物が
その駅で積まれてしまい
またその病気を積載して
次の駅へと向かい、、、
だんだんと終着駅へ近づく‼️


それがね、、、
たとえJRであっても、
京浜急行であっても、ね、
要するに荷物を積んで、
終着駅に向かっている‼️


病気を積載して
健康電車🚃は
走る‼️ 走る‼️


そんなイメージです。
みんな終着駅を目指してる‼️
まぁ、悪い荷物は、、、
少ない方が楽でしょう。。。

健康と病気
生 と 死


1つの人生の中の、、、
刹那の出来事ですから
そんなに気にしない方が
賢明なはずですけど、、


痛いのは
嫌だ‼️

苦しいのも
嫌だ‼️


それは真実だよね!


( ̄∀ ̄)