6月の初め、私が体調を崩し高熱が出た後に息子も体調を崩しました
自分の体調の異変を感じてからは息子にうつさない様にと最低限の接触のみで過ごし、部屋の換気などに気をつけてはいましたがダメでした…
息子は38度超えの熱が一週間続き、そのうち4日間は40度を超えて最高41.5度の熱まで上昇
解熱剤もほとんど効かない状態で、息子は身体が辛いからか眠れない日が続きました
息子の熱が41度を超えた時、私が移うつてしまった風邪によってこのまま息子が死んでしまうのではないか…そんな恐怖に陥りました
インフルやコロナの検査をして貰いましたが私も息子も陰性で、結局ただの風邪という診断でした
ようやく熱が下がった後も頻回な痰の吸引が2週間程続きましたが、最近になってようやく吸引をしなくても過ごせる時間が増えました
大腸癌の肝臓やリンパへの転移によって息子が余命1年と宣告されたのは昨年の6月の事
医師から治療などしない事が息子にとって穏やかな時間が長く続く…そう言われて私はその後の治療をしない事にしましたがあれから一年
腫瘍マーカーは日々増加していますが、今はまだ癌による身体的な影響も見られず、息子のペースで日々穏やかに過ごせています
腫瘍マーカーの増加に伴い、LC(IFCC)という細胞が破壊された時に出る酵素の値が高くなってきた事が一番の心配事です
医師の余命一年という予想に反して息子がまだ穏やかに生活出来ているのは、先にあの世に行った夫が息子の事を守ってくれているのか…そんな事を考えます
あの時、息子の無治療を選択したから夫との最後の日々を家族3人で過ごす事が出来たなんてね
最近は息子も調子が戻ったからなのか、日中はとても機嫌良く過ごしていてよく笑って声を出すまでになりました
6月に予定していたスケジュールが全てキャンセルになったので、7月は忙しくなりそうです
暑くなって来たのでお嬢はフローリングの冷たい所を選んで寝る様になりました
もうすぐ夏です
夫がいなくなって初めての夏