修理に出していた車は2週間前にようやく戻ってきた  






車が戻ってくるまでの間、息子が体調を崩してイレギュラーな通院がなくて本当に良かった







でも元々予約していたリハビリ通院には車が戻って来なかったので、予約を変更してもらい今日(既に昨日)行ってきた






病院の受付に行くと、知り合いのママに会った






私の顔を見るなり 






「聞いたよー!大変だったんだってねー」






そう言われた






なんでも、共通の知人から我が家の事情を聞いたらしい







息子の病気の事や夫が亡くなった事も知っていた







我が家の事情はごく僅かな人にしか伝えていない





①最初に伝えた私の信頼している数人の友人






②色々な関係性で一応報告しておかないといけない人達(話を漏らしたのはこの中の1人)







まぁあの人なら色んな人に話していてもおかしくないと納得したと同時に、この調子じゃ息子関係のコミュニティー内で我が家の事情を知った人がかなりの人数いるんだろうな…とうんざりした






障害児の地域のコミュニティーは狭い






幼稚園から高校生卒業まで一緒なんてよくある話しだし、病院やデイサービスまで同じ






ここに住んでいる以上学校を卒業した後もその関係性がずっと続く






だから色々な話がすぐにコミュニティ中に知れ渡る…






だから我が家の事を息子関係の人に話すのは嫌なんだよね






我が家の事を話のネタにしていると思うとゾッとする






まぁ人の不幸は何とやらなんだろうけど…







私が信頼していて、息子の病気の事や夫が亡くなった事を最初に伝えた友人達は、私が何も言わなくても周囲には漏らす事はなかった







この事から自分が信頼できると思った人達は私を裏切るような事はしなかったし、自分の人を見る目が間違っていなかったんだと再確認出来た事は嬉しい収穫だった







さて、






そんな憂鬱な気分で始まった息子のリハビリだけれど、息子はそんな母の気持ちをよそに、今日のリハビリは(珍しく)終始起きていた







幼稚園からお世話になっていたリハビリの先生が4月から移動になってしまうそうで、今日が最後の日となった







クセツヨな先生だったけれど、長年息子の為に色々と考えてやってくれた事には感謝しかない







毎回寝て終わる事の方が多かったリハビリなのに、先生との最後の日にずっと起きていてリハビリを頑張った息子は空気を読める男になったな…と感心した






先生は





「またね!バイバイ!」






息子との別れ際にそう言うと、息子は動く方の左手をフリフリしたのを母は見逃さなかった






またまたかもしれないし、意図的なのかもしれない







でもきっと先生に今までありがとう!って思ってるんだよね






嫌な気分から始まった今日の病院だったけれど、先生と最後に色々とおしゃべり出来て本当に良かった






先生長い間本当にありがとうございました