昨日息子と自宅に戻ってきました





といっても徒歩10歩の両親の家からですが…






自宅にいないと出来ない事もあるし、






父のいつまでも悲しむな…という圧と







母のしっかりご飯を食べなさい…という食欲が無くても出される沢山のご飯






両親が心配するから泣けないし…






心配させてしまうから弱音を吐けない…






早く普通の生活に戻らなくては…






そんな思いからか、夫が亡くなって日が経つにつれて自分の感情とは逆の自分を装う事に疲れて来ました






どうしても悲しみを堪えられない時には自宅に戻り、夫のベッドに潜り込んで泣く日々でした







自宅に戻ってからというもの、やはり幾度となく涙が溢れて来ます






それでも悲しい時、泣きたい時に泣ける事で少し気が楽になりました






病院から持ち帰った夫の荷物は、中身を開けずに夫の部屋に置いたまま






夫が退院して帰って来た時、トイレに間に合わないかもしれないとネットで注文して届いたベッドの防水シーツも夫が亡くなってから届いてそのまま放置






片付けなければ…と思いつつもまだ手をつけられずにいます






リビングには夫が退院して帰って来たら床ではなくソファに座ってご飯が食べられるようにと、入院した日に夫を病院に送り届けた帰りに買ったテーブルがあります







夫が使う事はなく、私以外で初めて使ったのは葬儀社の人との打ち合わせの時でした






そして葬儀後初めて自宅に帰って来て寝た昨日の夜





夫が亡くなってから初めて夫が夢に出てきました





「今ならまだ間に合うから一緒に戻ろうよ」





「大丈夫、大丈夫だから一緒に帰ろう」





私が泣きながら夫に訴えかけると





困った顔をした夫が両手で私を制止してきました






夫は一言も喋る事無く、夫の両手の映像を最後にそこで泣きながら目が覚めました






そうだよね、戻る身体はもう無いんだもんね…






戻ろうって言われても困るよね…






きっとずっと泣いてるから心配してきてくれたんだよね…





ごめん