11月18日
夫の葬儀を終える事ができました
葬儀場の1番広い部屋を借りていましたが、予想をはるかに上回る数の方々にご参列いただき、式場に入りきれずに多くの方にご不便をお掛けしてしまいました
当初大勢の方を招いての葬儀をするか迷っていましたが、こうやって夫を思い多くの方に来ていただく事が出来てやって良かったと思いました
朝喪主として誰よりも早く葬儀場に到着し、夫の祭壇が出来上がるのをずっと会場の隅で見ていました
祭壇に飾られた夫の遺影を見ているとなんだか不思議な気分で、これで本当に夫が居なくなってしまうんだな…そう感じました
ああ、本当に夫は死んでしまったんだ…
今日で全てが終わってしまうんだ…
どこか夢の中にいるような気分でした
続々と参列される方が到着して、その顔ぶれの中に私の友人の顔を見るとどうしても我慢していた涙が溢れてきました
本当に近い私の友人にしかあえて夫の訃報は伝えませんでしたが連絡した全員が来てくれ、それも私を心配して駆けつけてくれているのが嫌というほど分かっているので、どうしても張り詰めてる糸が緩んでしまいました
事前に夫の親友に弔辞をお願いしたり、棺の中に友人達の寄せ書きを入れて貰ったりと私の希望を叶える為に夫の友人達が協力してくれた事もとてもありがたかったです
沢山の方々に支えられて葬儀を終える事が出来た事に感謝の気持ちしかありません
夫の妻として最後の役目を終えられた事に安堵している自分と、
これから先、夫の妻としての役目はない事に寂しさを感じます
もっと夫婦でいたかった
あなたの妻でいたかった
息子の事はあなたの分まで愛情を注いで、私が責任を持って育てていきます
だから安心してね
そして息子を守ってください