昨年12月に大腸癌の為に大腸全摘手術を受け、今年の3月のPET検査で結果肝臓とリンパへの転移が見つかった息子
転移した箇所を手術で摘出したり、抗がん剤・放射線治療など息子が受けられる治療はないのか…
小児科、小児腫瘍科、消化器内科、訪問医
この数ヶ月色々な医師と幾度となく話してきました
そしてどの医師からも言われた事は
何もしない事が一番息子と長く過ごせるだろうという事
息子の全身状況や体力などから見て、正常な細胞すらも破壊してしまうような通常の抗がん剤は感染症を引き起こしたり体力を奪ってしまうリスクの方が高く、もしも仮に抗がん剤治療を乗り越えられたとしても数ヶ月の延命にしかならない事
放射線治療は癌細胞だけではなく、照射した周囲の内臓にまでダメージを与えてしまう事で息子には余計辛く痛い思いをさせてしまう事
手術では肝臓の癌は取れるだろうが、既にリンパへの転移があるので、身体に大きな負担をかけてまでやる必要性はないだろう
何もしない事で自宅で穏やかな時間が一番長く続き、家族で過ごせる時間が持てると…
結局期待していたような新しい選択肢を見つける事が出来ず、現状を打破する事が出来ませんでした
7月にブログを書いた時に息子が入院していたのは、3月のPET検査後に新しい部位への転移がないかを調べる事と、どの程度肝臓やリンパ節の癌が増大したのかを調べる為でした
検査の結果、新たな部位への転移はなく肝臓・リンパの癌は微増との事
特に進行が早い訳では無く、今の所想定内の進行具合だそうです
そして告げられた息子の余命宣告
残された時間はあと一年