アレルギーを持つ児童 学校給食の対応 | ケアマネジャー、佐藤けいいちの一日一歩。

ケアマネジャー、佐藤けいいちの一日一歩。

日々の活動や介護のことを中心に記事を書いています!

いつもご愛読頂き、ありがとうございます(^.^)

以前、東松山市では「除去食」「代替食」などのアレルギーを持つ児童への対応はされておらず、最低限、献立表にアレルゲンの表記が必要ではないかという記事を書かせて頂きました。

そこで、先日は対応する仕組みを作っている鶴ヶ島市にて色々と聞いてみました。

鶴ヶ島市では今年の1月から除去食の対応を始めたそうで、小中学校で申請されているアレルギーを持つ児童は延べ79名(各対応方法の重複あり)でその内、除去食対応は11名とのことです。


①アレルゲンを献立表に表記することについて
→表記することで、当然、誤表記というリスクは出てくる。
しかし、あってはならないことなので、チェック体制は何重にも行っている。

②設備について
→除去食をやるには、専用の設備がないと難しい。鶴ヶ島市の学校給食センターも新しく作り直したので、設備が整ったからできているということはある。


③特に注意していることは?
→保護者、学校、栄養士で三者面談を行い、資料の読み方から細かく説明し、保護者にもきちんと理解してもらった上で書類も提出してもらう。

④申請は医師の指示で?
→主治医の指示が必要。

⑤対応全般に関して、課題になっていることは?
→栄養士の人数確保が必要。
また、アレルギー児童が年々増加しているので、今後増えていった時の対応がどこまでできるかということはある。




命に関わることですので、設備と栄養士の確保、しっかりとしたチェック体制や保護者を含めた各職種の連携など整備が不可欠ですね。

今後も調べていきたいと思います!