ここまで来るのに毎日地道に練習を重ねていくことで、波動を読みとることができるようになっていきました。
そして、これは特別な能力ではなくて、本来誰でももっている能力であり、単に今の科学で解明しきれていない部分があるだけだと思うようになりました。
地震が起きる前に動物が察知したり、小さい子どもが予知能力をもっていたりすることがありますが、私達大人も現代のストレス社会でそのようなことができなくなっただけで、本来はもっと感性がよいのだと思います。
まだレイキヒーリングを始めて1～2年の頃に、とても驚いた体験をしたことがあります。
私の高校時代の後輩の弟さんのTくんが、風の便りで亡くなったと聞きました。
Tくんはとても優秀な子で、高校は都立の進学校に行き、そして現役で国立大学にいきました。
ところが就職してから飛び降り自殺をしたというのです…。
私がそれを知ったのは数か月後でした。
私は高校時代のTくんしか知りませんでしたが、それから毎晩Tくんに遠隔ヒーリングを送ることにしました。
遠隔ヒーリングは連続21日間送るといいと聞いていたので、そのようにしようと思ったのです。
(最近は亡くなられた方には四十九日の間遠隔ヒーリングを送るようにしています。)
そして初日の晩、私は当時まだ小さかった息子を寝かしつけた後で、真っ暗な部屋の中でTくんに遠隔ヒーリングを送るために座り、瞑想しはじめました。
すると、目の前にTくんがニュッ！と現れたのです！！
Tくんは私の知っていた高校時代の姿ではなくて、骨格がしっかりとして肉づきのよい最近の姿で現れました。
お互いに顔をつきあわせるような状態になったので、とても驚きました！！
驚いたのはTくんにとっても同じだったみたいで、「なんでオレがアニキの先輩の家に？！」とビックリしていました。
私もとっさに思ったのは、「ヤバイ！パジャマ姿だよ！！」ということでした。
でも遠隔ヒーリングを送ったのはパジャマ姿であろうがこの私です。
なので気をとり直し、きちんと伝えるべきことは伝えようと思いました。
Tくんは自分の体を失ってしまい、戻ることができなくなってしまったことをとても後悔しているようでした。
でも今更肉体に戻ることはできません。
なので私はTくんに、「もう肉体に戻ることはできないけど、これからTくんが行くのは光の世界だよ。」と伝えました。
私は毎晩毎晩Tくんに遠隔ヒーリングを送り続けました。
そして21日経ち最後の遠隔ヒーリングを送る晩に、Tくんは再び現れました。
でも前回現れたときの迷いのあるような様子ではなく、とても前向きに見受けられました。
そして、「これから光の世界に行くよ。ありがとう。」といわれました。
この経験を通して、レイキヒーリングは肉体のない存在にも届き、そして天界へと導いてくれるのだと思いました。
この他にも、レイキヒーリングは自分のつながりたい高次の存在に送ることで、よりしっかりとパイプをつなげることもできます。
時空を超えて愛のひかりを送ることのできる方法を、アチューンメントを受けることで練習さえすれば誰にでもできてしまうということは、とても画期的なことだと思います。
ワンネスレイキ
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