曲名のない楽譜。 | アルトサックスのコソ練日記

アルトサックスのコソ練日記

仕事家事育児の合間を縫って、こっそりコソ練。

→2025年現在、冬だけスノーボードに明け暮れる2児の母。仙台永住。アルトサックスを吹くのは年に一度のブラスジャンボリーのみ。ピアノは毎日10分が目標。ベースとシンセは押入れで熟成中。。

先日、相方のピアニストmakoさんの、ある曲の演奏に感銘を受けて、私もいつかそれを弾けるようになりたい!と、その楽譜のコピーを頂いたのですが。。

それは、ただ市販の楽譜の見開きをコピーしたものではなく、makoさんが自分用に切り貼りして作った楽譜でした。

しかも切り貼りしすぎて、タイトルすら無い楽譜。。

普段、私はsaxの演奏で楽譜を使わないため、久々に新鮮な気持ちで眺めていたら、その手作り感満載の譜面から、感じたことがありました。


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今、我々がマリアンローズでのアレンジで、あーでもないこーでもないと、誰も気づかないような些細なフレーズさえ、一つ一つこだわって、作り上げている工程と同じように、その曲をmakoさんが手がけていた当時、彼女は人に聴かせるための最高のアレンジを、考えに考えて、このつぎはぎの楽譜が完成したんだなって。。

しかも、これは彼女だけのアレンジであり、会社なら企業秘密に値する財産なのに、それを私にくださった事や、むしろこんな重大な企業秘密を、すんなり頂いてしまって良かったのかしら!?と。。

きっと、私が楽譜欲しいと言った時、相方だからくれたのであって、本当は誰にもあげたくない程の苦労が詰まったものであったハズ。。

などと、考えていたら、そんなお宝を頂けた事にすごく感動してしまって。

そして、そんなつぎはぎの譜面を見れば見るほどに、彼女の音楽への想いが、すごく伝わってくるのです。

曲自体の素晴らしさはもちろんですが、むしろ、そのことに感動していた、この数日間でした。




音楽は、音を奏でる事が音楽なのだと、音として声として旋律として、耳に入って聴こえるものが音楽だと思っていました。

しかし、そこに音が無くても、音楽で人の心に伝わるものがあるということ。

譜面そのものから音が出てくるわけではないのに、人を感動させる力があるということ。。












そんなことを心底感じ、ご本人に直接感謝を伝えようか、メッセージ送ろうかと思っていましたが、なんか照れくさくて、まだです。笑
(^ω^;