子どもと一緒にお風呂に入ったときに、子どもが「い~ちっ、に~いっ」って数えるの、めちゃくちゃかわいいですよね
今回はそんなタイミングで楽しく算数脳を鍛えようという話です。
おとなは数の大きさというものがすでに分かっています。なので、1,2,3,と数える=数を小さいほうから順番に言う、という感覚です。
しかし、幼い子はまだその感覚がはっきりしているわけではなく、はじめは「いちにいさんしい」という音を口にしているのにすぎません。
それがだんだん日常生活でも数字が出てくることによって、さんというのはということなんだ、のように数の感覚というのが身についてきます。
今回はその先、1~10までの数の感覚がしっかりわかった後にこんなことするといいよ~ということをまとめてみました。
(大前提として勉強じゃなく遊びです!なので、うまくいかなかったり嫌がったりしたら即座にやめる。最初からうまくいくようなことでもないので、ほめながら、最初は保護者が数えているのを一緒にむにゃむにゃいってるだけでも全然OK。かわいいおててとかわいい声を楽しむ余裕があるときにやってみてくださいね)
・うしろから数えてみる
10,9,8,7・・・というように後ろから数えてみましょう
おとなからするととても簡単なことですが、子どもにはすごく難しいことです。
・30まで数えてみる
10まで数えられるようになったら、次は30まで数えることに挑戦してみましょう。
この時に、一の位を数を指で示してあげるとさらに良し
1,2と言いながら指を一本ずつ立てていき、11,12になったらまた指を一本ずつ立てていきます。
そうすると1,2,というベースの部分は変わらずにあたまに「じゅう」「にじゅう」という数字を付けるだけで数が増えていくことを表現しているということがだんだんとわかるようになります。
・10ずつ数えてみる
「10,20,30,40,50,60,70,80,90,100」と十ずつ数えてみましょう
30まで数えられる&10ずつかぞえてみる、の両方ができると、子どもは100まで数えられるようになります。
大きな数なのでまだ量的な感覚は身につかないことが多いのですが数が増える仕組みというのは理解することができます。(小学校一年生ぐらいで100までの量的な感覚が身につきます)
10ずつ100まで数えられるようになったら、じゃあ今日は40から一つずつ数えようか~みたいな変則的なのもやってみましょう
・5ずつ数えてみる
10ずつ数えられるようになったら、次は5ずつに挑戦です「5,10,15,20・・・」という数え方です。
これができると時計を読むときの大きな助けになります
補助として指を使ってもOK。5のときは5本指、10のときは両手で10本指を示しながら数えるといいかんじ。
・2ずつ数えてみる
一つ飛ばしで数えてみましょう。
最初は「いちにさんしごろくしちはち・・・」のように飛ばしたいところは小さな声、数えたいところは大きな声にするとスムーズです。慣れてきたら小さいところは声を出さずに口だけで、のようにして、最終的には数えないところは頭の中でできるようにします。
これ、実は掛け算の2の段ですよ~
全部できるようになると、いろいろな数え方で遊べるようになっているはず
お子さん自身に「次はどんな数え方する??」と聞いて、一緒に色々数えてみてくださいね
2つ飛ばし、3つ飛ばし、飛ばしてから後ろから数えたり、、、、もしかしたら大人の思いもよらないような数え方をしてくれるかも
一つ一つの数え方が算数につながっているだけではなくて、お風呂で大好きなおとうさんおかあさんと数字で遊んだ、という記憶自体が勉強が始まったときのとってもいい下地になります
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