こんにちは!

 

 

 

反抗専門コーチの矢野由里子です。

4人の子育てママです。

 

 

 

あらためまして、

コーチとして活動する今に至る経緯を

ご紹介させていただきますね。

 

 

 

 

 

 

20数年前、不妊治療の末に長男を妊娠しました。

張り切って子育てに取り組んだ私でしたが、

成長していく中で、なかなか思うようにいかず、そして反抗期に深く悩み、

コーチングをはじめとして、様々な学びを通して我が子の反抗期を乗り越えました。

 

 

 

これまで私がサポートした方も、

八方ふさがり状態で来られても、私とのセッションで前向きになり、

「困った時にどうすればいいかがわかる」

という状態になっていかれます照れ

 

 

 

 

今でこそ、我が家も家族で食卓を囲みながら冗談を言い合ったり、

進路のことを相談したりして、

家族団欒の風景が当たり前の日常になりましたが、

数年前はまったくその逆でした。

 

会話もなく、殺伐とした空気の中で

ピリピリしながら毎日を過ごすのが日常でした。

 

 

 

 

本格的に悩み始めたのは、

長男が中学生になった頃でした。

 

 

 

私は結婚してからも

製薬会社にフルタイムで勤務しながら、

4回の育休、産休を繰り返し、

子育てをしながら仕事を続けていました。

 

 

 

もともと真面目な性格だったので、

手を抜くことなく

仕事、家事、育児すべてに全力を注ぐ毎日でした。

 

 

 

特に子育てにはこだわりがあって

出産したときからたくさんの育児本、教材、セミナーなどで勉強をして、

完璧な子育てを目指していましたチュー

 

 

 

 

今から思うと恥ずかしいですが、

 

 

私はこどもたちを

 

 

勉強もできて、

運動もできて、

友達もいっぱいいて、

リーダーシップもとれて、

友達や先生からの信頼あつい

そんな素晴らしい子どもに育てるんだ!

 

 

ってことを目指していたんですよね。

 

 

 

 

ところが実際は、

 

長男は

小さい頃から手がかかり、

 

友達とのトラブルはある、

 

勉強はしない、

 

嘘をつく、

 

 

そして、中学生になっても

毎日、携帯と一心同体で

あいかわらず勉強はしない。

 

家の中では自分勝手でだらしがない。

 

 

服も鞄も家族が過ごすリビングに無造作に置かれたままで

「片付けなさい」という

親の言葉はスルー。

 

 

 

しかも、弟や妹にたいしては

 

「おい、そこどけ!」

 

とあとから来たのにテレビの前の特等席を陣取り、

 

不満げな顔をすると、

 

「なんか文句あるんか!」

 

と詰め寄る。

 

 

リビングの、真ん中に置きっぱなしの鞄が、

そこを歩く弟の足に当たったら

 

「おい!なに蹴ってんねん!」

 

と胸ぐらをつかみかねない勢い。。。

 

 

こうやって書くと、

まるでや〇ざですよね。

理不尽で威圧的で暴力的。

 

 

もう、どうしていいかわかりませんでした。

 

 

自分がこどものために良かれと思ってやってきたことがすべて裏目に出ている状況で、

どんな風に長男と関わればいいのか、

もう、八方ふさがりの状態でした。

 

そんな時、友人からコーチングの存在を教えてもらったのです。

 

コーチングってなに?

 

はじめはどういうものなのかよくわかりませんでした。

 

でも、体験会に参加して、

私はすぐに「これだ!これしかない!」と思いました。

 

子育てに悩む私に方向性を示してくれるものだと感じたのです。

 

 

高額ではありましたが、私はすぐに主人にお願いをして講座に通い始めました。

 

 

 

 

 

私が学んだコーチングは

ちまたによくある「質問」から行動を導くスキルを学ぶものではなく、

もっと人の本質に迫るものを学んでいくものでした。

 

 

そんなすばらしいコーチングを勉強していくうちに

長男との関係性はすこしずつ変化してきました。

 

それまで何を言ってもスルーやケンカ腰だったのが、

ちゃんと会話ができるようになったのです。

 

 

すべてにおいて投げやりで、

いっさい勉強しなかった息子が、

「おれ、サッカーが強いこの高校に行きたい」

と目標を持つようになったのです。

 

 

 

その高校は海の近くにありました。

一緒に行った高校説明会の帰り道、

 

息子が

「なぁ、海までいこうよ。」

と言ってきました。

 

二人で海まで歩き、太陽が傾いてきた砂浜で

「ここに通えたらさ~・・・」

という会話をして過ごしたひとときは、

反抗期がひどかった時には想像もできなかった

穏やかで前向きな時間でした。

 

 

そんな変化を体験して、

 

私は今まで、子どもを尊重しているつもりでいながら、

実は自分の考えを一方的に押し付けてきた子育てをしてきたことに気付き、

長男の存在をしっかりと尊重できるようになっていきました。

 

 

そうやって関係性が良くなるとともに、

長男もがんばり始め、

はじめは可能性がとても低いといわれていた高校でしたが、

なんとか受験を乗り越え

無事に志望校に入学することができたのです。

 

 

 

 

 

ただこの頃、私はコーチングを実践していく中で

それだけでは物足りないものを感じていました。

 

 

というのも、

コーチングのスキルだけでは

なにかすっきりと壁を乗り越えられない感覚を感じていたからです。。。

 

 

志望校にも合格し、良くはなってきたものの、

いまひとつ、良くなりきらない状態でした。

 

日常生活の乱れはまだまだ乱れたまま。

 

 

実はそのころ、夫婦関係は最悪な状態だったんです。。。

 

 

 

 

次回に続く。。。