こんにちはビックリマーク

 

このところお天気が良くて、気分も上がりますね!!

 

 

ところで、うちの小4の織姫、

ついに公文を辞めました。

 

 

今日は公文について少し私の考えを語らせてください。

(あくまでも私見です)

 

 

 

 

 

我が家は4人の子どもたち全員が公文にお世話になりました。

 

もともと、公文で頭がよくなってほしいとか

どんどん上の学年の学習を先取りできたらいいなとか

そういうことを考えていたわけではありません。

 

公文をやらせた理由は

「毎日の学習習慣をつけさせたい」

 

これにつきます。

 

金太郎が小学生になったころは

学習習慣をつけさせるためにいろいろ私も取り組みました。

でもフルタイムで仕事をしながら、

毎日課題をやらせてチェックする・・・

は正直不可能でした汗

 

 

 

そこで公文に入ったのですが、

 

我が家のふたりの男子、金太郎と桃太郎は

合わなかったですね。

 

一応高学年までやりましたが、

二人とも苦痛以外の何ものでもなく

力がついた実感もなかったようですチュー

 

 

一方、ふたりの女子、乙姫と織姫は

バッチリはまりました。

公文が楽しくて、どんどん学年を超えて進みました。

 

 

ただ、その結果、

思いがけない弊害を感じることにもなりましたキョロキョロ

 

 

 

乙姫の英語。

小学校卒業時点で中2の範囲まで進んでいたので、

中学校に行っても英語は安心と思っていたのですが、

1学期の英語の成績はまったく振るわず。

 

夏休みの終わりに理解度を確認してみると、

なんとBe動詞と一般動詞の違いすらわかっていないあせる

 

 

はぁはてなマーク うそでしょはてなマーク

それで公文は中2まで進んでたっていうの?

どういうこと?

 

 

さっそく公文の先生にそのことを伝えてどういうことがお聞きしました。

そしたら

 

公文の勉強方法は『帰納法』で、学校は『演繹法』なんです。

なので、すぐに成績には反映されなかったんですね。

そういうことなら英検の受験をお勧めしておけば良かったですね」

と。

 

いやいや、英検とかでの問題ではなく。

 

ここで出てきた帰納法と演繹法ですが、

簡単に説明すると、

 

帰納法は

複数の物事から共通点を導き出して結論を導き出す論理展開パターン

 

演繹法は

知っている法則やルールに物事を当てはめて結論を出す頭の使い方

 

です。

 

公文はとにかくたくさんの量をこなして、そのパターンから解き方を習得していくやり方。

英語で言うと、説明なしで、例文を見て

あとはひたすら例文と同じように答えをだしていくだけ。

なぜそうなるかの理解は不要。

 

 

だから乙姫は公文をやるのに頭を使ってなかったんですよね。

目と手だけでやっていたんです。

その結果、公文で中2まで進んでいたにもかかわらず

学校では中1の導入の部分すらわからなかった。

 

 

いや、乙姫と違ってもっと優秀なお子さんだったら

ちゃんとそのパターンからルールを自分で見つけ出して習得できたでしょう。

でも、乙姫はそうじゃなかったんですよね。

 

もう、慌てて公文を辞めさせて塾に通わせました。

 

 

そして、同じことが織姫にも見られるようになりました。

プリントをやっているのを見るとすぐにわかるのですが

頭を使っていないんです。

作業なんです。

 

ああ~、やっぱりガーン

だめだこりゃ。

 

こんな頭の使い方をしていたら

どんどん考えない脳になってしまう汗

 

母としてはやめさせたいのだけど、

本人は楽しいので辞めたくないと言う。

 

たまたま、織姫が中学受験したいと言い出したので、

塾に行き始めることを理由に公文を辞めました。

 

 

そう、  作業でどんどんすすむので

やっている本人は楽しいと思ってしまうところがまた、

公文のなんともいえないところショック

 

 

 

そして公文最後の日。

教室にご挨拶に伺いました。

 

すると、これまでの織姫の話は一切出ず、

第一声から「中学受験するなら、公文国際学園中等部はどう?

パンフレットはこれで、この学校は~」

とその宣伝に終始。

 

もしかして、自分の教室から公文国際学園に進学させるとポイントでももらえるのかな?

と思ってしまいました。

 

 

もちろん公文で学習していて

なおかつ学校でもしっかり頭を使って勉強できるお子さんもいると思います。

 

ただ公文では、どんどん学年が進んでしまうので、

しっかり頭で思考する習慣がつかずに、

作業しかできない脳になっているにもかかわらず

「僕ってすごい!」

と勘違いしてしまう可能性があるなぁと。

 

これはとっても危険なことだと思います。

 

自分で脳ミソをこねくり回して考える。

そういうことができる子こそが後伸びするのではないかなと。

そして、社会に出て活躍できるのもそれができる人なのでは?

 

と、私は思いました。

公文との相性もあるし、

公文に行きながらもしっかり思考に頭を使うことのできる子もいると思います。

 

でも、うちの子のように、そうではない子もいるかも。

 

公文に行かせてるから安心なのではなく、

我が子の頭の使い方を、

しっかり見ておかないといけないなと思いました。

 

 

将来、社会で活躍できる基礎を作っておいてあげるためにね。

 

 

 

 

今日も笑顔の親子が増えますように音譜

 

お読みいただきありがとうございましたキラキラ