お宿、高峰高原ホテルへ。
この雲海の下は、佐久市、小諸市。
遠くには、晴れていれば八ヶ岳と富士山まで見えるそうです。
このホテルは新しくはありませんが、真心こもったおもてなしと
お食事がとってもおいしかったです。
畑で作られた野菜の味は最高でした。
面白かったのは、食前酒として出された梅酒
龍神祭りで有名な真楽寺に行って来たばかりなので、びっくり。
そしてスパークリングワインが軽くていいと思ったら
龍づくしでした笑
<御代田町 龍神まつり> 来年の夏は行ってみようかな~
龍神まつりはこの地方に伝わる『甲賀三郎龍伝説』に基づいたお祭りなんだそうです。
龍神伝説ゆかりの地である『真楽寺』境内において『龍神開眼式』から始まり、
杉木立に囲まれた神秘的な雰囲気の中、龍神は永い眠りから目を覚まします。
伝説は、
美しい妻と仲良く穏やかに暮らす甲賀家の跡取り 三郎を妬んだ兄二人が
三郎をだまし、蓼科山まで連れて行き、地底深く繋がる穴に落としてしまう。
三郎は地底をさまよい、浅間山近くの真楽寺の大沼の池に現れるが、その姿は龍になっていた。
妻を探し、蓼科山を目指し、龍となった妻と出会い、二人は今、諏訪湖の底に住むという言い伝え。
人間の欲、エゴの醜さを戒めるようなお話です。
兄が血の繋がった弟にひどい仕打ちをするって、昼ドラ並みのどろどろですが、
現実にも聞いたことあるような・・・。
いつの世も、人をうらやみ、人と比較し、今ある自分を認め、感謝できないと
眼にも当てられない嫌~なエネルギーで、周りまで嫌~な気持ちにさせちゃう。
不幸になるエネルギー、出してるって事は、自分も不幸になっちゃうって事ですね。
翌朝の雲海も素敵でした。
まったりとした朝食。窓の外は雲海が次々と変化を起こす。
計画していたのとは、全く違う思いつきな行動でしたが、
そのほうがいろいろなサプライズとぴったりな出来事が起きて
人生は、あまり考えずにお任せ!
流れに任せても、自分に必要な事は起きていくと感じた二日間でした。
御代田 浅間サンラインからの眺め
写真を撮る53歳。
自分を楽しませる。
自分を癒やす。
自分の中にいる神様を楽しませているんだよね、それって。
時々、自分へのご褒美の時間をプレゼント。
時間に追われずに、空を眺めたり、ぼーっとしたり、
そんな時間は、私たちが忘れた大切な何かを思い出させてくれます。