接客業をしていると
あのお客さんがこう思っているかも
とか、
想像して先回りしたり、
よりよいサービスを提供したり、
相手がどう感じているのかを
イメージするのは仕事などで
とても大切なことですよね
ただ、
そのイメージがより良い方向に向くための
イメージであれば全く問題はないのですが、
相手の事を思うばかり、
良くない方向にイメージしてしまう場合もありますよね
例えば、
このお客さんは不機嫌そうに見えるから
私の事を悪く思っているかも・・・
とか、
メール送っても返事がない、
嫌われたのかも・・・・
とか、
相手の態度や行動で、
悪いイメージがどんどん膨らむことってありますよね
ネイリストをしていて感じるのは
そんな時ほど
俯瞰して物事を見ることがとっても大切
俯瞰とは真上という意味
自分を客観視するということですね
悪いイメージばかり膨らんで、
相手はあー思っているかも・・・
こー思っているかも・・・
これ、めちゃくちゃ無駄な時間です
相手がどう思っているのか、
確認した上で、
本当に相手がそう思っているのであれば
どうするべきか考えることは必要ですが、
相手が本当にどう思っているかもわからないまま
相手の気持ちを勝手に決めつけてしまうのは
性急すぎるのです
勘違いされたほうもたまったもんじゃありません
全然そんなこと思ってもいないのに
勝手に悪者扱いされていて、
ドン引きです
もともと不機嫌な顔立ちなだけなのかも
今日はお腹が痛いのかも
私に合う前にむかつく事があって消化出来てないのかも
お母さんが危篤なのかも
とか、
自分と会う前に
相手に何があって今に至るのかは
聞いてみないとわからないですよね
俯瞰になるというのは
そういう事です
ある生徒さんが
集客のレッスンでお客さんに入ったときの一コマ
「あのお客さん、途中途中すごい溜息つくんです。」
「何が不満なのか、こちらのやる気が無くなってしまいました。」
うんうん、よくあるよね。
私のお客さんでも
溜息めっちゃつく人います
でも、話しかけると全然普通です
そう、「勘違い」なんですよね
ただただ、
「溜息の癖」がある人なんです
機嫌が悪いわけでは全くないんです
実際に、生徒さんのお客さんも
帰り際や話しかけた際、
めちゃめちゃ良い感じの優しい人でした
もしかしたら、
たまに呼吸が苦しくなってしまって
大きく深呼吸しないと
ダメな人だったのかもしれない。
それがため息っぽく聞こえただけかも。
持病があるひとなのかもしれない。
などなど、
そう思うと、
こちらが、この人態度悪い
って勘違いしたことが悔やまれますよね
だって、相手はそのつもりないんだもん
ということは、
考えるだけ無駄なんです
そんなことを考える暇があったら、
今目の前でしているネイルを
完璧に仕上げることに集中しよう
その方が仕上がりもよくなるし
お客さんも喜ぶ
そう、、、
基本的にほとんどの悪い想像は
「気のせい」なので、
悪い想像の癖がある人は
想像が始まったら、
一歩引いて、
何か悪い事でもあったんかなー
忙しくて疲れてるんだろうな~
お疲れ様ですね
向こうから返事があるまでゆっくり待とう
くらいにふわっと感じれば大丈夫です
大体、その通りだしね
無駄なとり越し苦労はしないこと
いちいちそんな癖つけていたら、
接客業はもちません
あと、
どんなに頑張っても
嫌われる時は嫌われるんです
どんなに頑張らなくても
好かれちゃうときは好かれちゃうんです
だからこそ、
それに振り回されることなく
嫌な感じがしたときこそ、
冷静に客観視する癖をつけよう
お盆のBBQにて
めちゃんこおいしかった
よいお盆を
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