家族と、友達と、会社の人と、様々なシーンで外食をします。
先日、妻と外食した時。メニューをみて、何を食べようか考えていたとき、思い出した話があります。
昔見た討論番組で、アフリカの飢餓が議題に上がり、あるパネリストがこう発言していたのです。
「世の中には食べられない人がいるのだから、外食とか贅沢な食事は控えましょう」

まあ、てんで的外れな意見で、他のパネリストもあきれていたのですが、そこから私が感じたことは、

「自分の食べたいものを自分で決めることが出来る、そういう環境にいられることは幸せなことだ」

バイキングとかで取りすぎない、残さず食べる、好き嫌いしない・・

日本国内の食糧の廃棄量から考えれば、私のこの行動は単なる自己満足かもしれません。

しかし、日々の食事に感謝し、飢餓の状況が少しでも改善されるように本当に微力ではあっても何がしかの行動をするほうが、
外食をやめたりあり得ない粗食に耐えるような謎の同情論よりは、幾分かマシかと思っています。