おはようございます。
よく雨が降りますね。
つらい夫の不倫から
心の再出発をサポートする
カウンセラー山本あかり
夫の不倫に直面したとき
「どうして夫をこんなにも責めてしまうんだろう...」
「怒りをぶつけた後で、どっと疲れて自己嫌悪に陥る...」
夫の不倫という現実に向き合う中で
自分のコントロールできない感情に振り回されて
苦しくなっていませんか?
今日は、そんな苦しい感情の裏側にある
「一次感情」と「二次感情」のお話をしたいと思います。
■一次感情と二次感情ってなに?
人間のこころに湧き上がる感情は大きく2つに分けられます。
・一次感情(最初に自然に湧き出る素直な感情)
出来事に直面したとき、防衛する暇もなく
反射的に心に最初に生じる感情のことです
(例:悲しい、怖い、寂しい、ショック、絶望など)
・二次感情(一次感情の後に湧き出る、コーティングされた感情)
一次感情をそのまま感じることが怖かったり、自分を守ろうとしたりして
その感情を抑圧・解釈した結果として表面に出てくる感情のことです。
(例:恥、イライラ、復讐心、罪悪感、悔しさなど)
■ 妻の心の中で起きていること
では、これを「夫の不倫」という出来事に当てはめてみましょう。
夫の裏切りを知ったとき、あなたの心の一番奥(一次感情)
で何が起きていたでしょうか?
きっと、言葉にならないほどの
「恐怖」「深い悲しみ」「どうしようもない寂しさ」「見捨てられたショック」
があったはずです。
本当は、胸が張り裂けそうなくらい痛かったですよね。
けれど、その「悲しみ」や「怖さ」をそのまま感じることは
あまりにも痛みが強すぎて、心が耐えられなくなってしまいます。
だからこそ私たちの脳と心は、無意識のうちにその傷つきを守るために、
こんな「二次感情」を前面に押し出します。
「なんでそんなひどいことをするの!」(怒り) 「許せない、同じ思いをさせてやりたい」(復讐心) 「私を裏切るなんて最低だ」(相手を攻撃する気持ち)
■二次感情に振り回されるとしんどくなる理由
もちろん、怒りや悔しさは自然なものです。
決してそれが「悪い」わけではありません。
ただ、厄介なのは
「怒り(二次感情)」の裏には、必ず「悲しみや恐怖(一次感情)」が隠れている
ということです。
表面に出てきた「怒り」のまま夫を責め立てたり、
心の中でずっと怒りの炎を燃やし続けたりしていると、
次のようなことが起きてしまいます。
・夫との会話がトゲトゲしいものになり、平行線をたどる
・「どうしてあんな言い方をしてしまったんだろう」と、後で自己嫌悪に走る
・怒りのエネルギーで、ご自身のエネルギーがどんどん消耗してしまう
つまり、私たちは「本当の痛み(悲しみや寂しさ)」を直視するのを避けるために、
「怒り」という鎧をまとってさらに消耗している状態なのです。
■一次感情に気づくことが、楽になる第一歩
人間関係や、ご自身の心を楽にしていくために大切なのは
このメカニズムを知り
湧き上がってきた感情の正体をそっと見つめてあげることです。
「あ、今私はすごく怒っているけれど、
その下で『悲しかったんだな』『怖かったんだな』」
そうやって、一番最初に出てきた「一次感情」を自分でキャッチし、
認めてあげること。
「そっか、そんなにショックだったよね」「怖かったよね」と、
ご自身の傷ついた心を一番近くでわかってあげられるのは、他の誰でもない、
あなた自身です。
自分の一次感情に寄り添えるようになると、
不思議と心のトゲが抜け、感情の嵐に振り回されることが少なくなっていきます。
■誰にも言えなくて苦しんでいませんか?
夫の不倫という大きなショックを受けた心には、想像を絶する痛みが残ります。
「私が何か悪かったのかな」と自分を責めてしまったり、
「こんな話を誰にも言えない」と心を閉ざしてしまったりするのは、
あなたがそれだけ一生懸命、自分の心を守ってきたからです。
どうか、これ以上一人でがんばりすぎないでくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。








