七瀬side


学校にむかい、徒歩10分の道のりを歩く。

外を歩くだけでは発作は起きないことが多いけど、いつ発作が起きてもおかしくないし、すごく怖い。


校門の前に着いたのは11時30分。

家は11時すぎにに出たはずだから、30分ぐらいかかったことになる。


でも予定の時刻は12時。


ちょっとはやく着いた。




校門の前まで来て、一気に脈が早くなる。

呼吸も荒くなってきて、不安になる。


校門を抜けて、昇降口で靴を履き替えたら、職員室とかが並んでいる静かな廊下を通る。


(発作起きんとええなぁ、)


ななは不安で押しつぶされそうになるけど、静かな廊下を通って保健室に着いた。



コンコン


「失礼します、」


深川「あら、七瀬ちゃん、おはよう」

七瀬「おはようございます」

深川「ちょっと入って座ってて〜!」




そう言って深川先生は保健室を出ていった。

多分、担任の設楽先生を呼びに行ったんだと思う。


まぁ、これはいつものこと。





設楽先生が保健室に来て、飛鳥から預かった進路希望のプリントを設楽先生に渡す。


そのあと、深川先生と設楽先生と3人で、単位のこととか、学校に来れそうな日は来ることを話した。




1時間ぐらい居て、みんなが昼休みになったタイミングで私は帰ることになった。




七瀬「ありがとうございました

            失礼します、」

深川「はーい、気をつけてね〜!」





七瀬は騒がしい廊下を歩いて昇降口に向かった。