私って、本当に普通の人間なんです。
特別、見た目がいいわけでもない。
人を惹きつけるようなトークスキルがあるわけでもない。
何かすごい才能があるわけでもない。
学生時代から、いつもそんな感じでした。
クラスの中心にいるような子でもなかったし、
誰かに憧れられるような存在でもなかった。
どこにでもいる、平凡な女の子。
大人になっても、それは変わりませんでした。
結婚して、子どもが生まれて。
昼間はパートに出て、帰ったら家事をする。
そんな毎日。
別に、不幸だったわけじゃありません。
でも、心のどこかでずっと思っていました。
私の人生って、
まあ、こんなもんなんだろうな。
特別な人には、なれない。
私には、そんな魅力も才能もない。
だから、仕方ない。
そうやって、自分を納得させて生きてきました。
でも、そんな私にも、
一度くらい、自分の力で何かをやってみたい。
そんな気持ちがありました。
誰かの奥さんでもなく。
誰かのお母さんでもなく。
パート先の従業員でもなく。
私自身を、誰かに必要としてもらいたかった。
だから、起業に憧れたんだと思います。
Instagramで、自分のサービスを届けている女性たち。
自分の名前で仕事をして、
誰かから「あなたにお願いしたい」と言われている。
そんな姿が、本当に羨ましかった。
私も、あんなふうになりたい。
そう思って、Instagramを始めました。
昼間はパート。
家族が寝てから投稿を作る。
売れている人の発信を研究して、何度も書き直す。
苦手なリールにも挑戦しました。
でも、申し込みは入らない。
投稿しても、ほとんど反応がない。
そのたびに思いました。
ああ、やっぱり。
私なんかが起業したって、
所詮こんなもんかぁ。
やっぱり、魅力のある人じゃないと売れないんだ。
普通の私が頑張ったところで、何も変わらない。
そんなふうに考えていました。
でも、本当は悔しかったんです。
平凡な人生でもいい。
特別な人になんて、なれなくてもいい。
そう言い聞かせながら、
本当は、全然諦めきれていなかった。
だって、私だって。
一度くらい、誰かから選ばれてみたかった。
「あなたがいい」って言われてみたかった。
きっと私は、
誰かにとっての
特別な存在になりたかったんだと思います。
でも、自分にはそんな魅力がない。
そう思っていたから、
魅力のある誰かを、必死に真似していました。
自分の言葉より、売れている人の言葉。
自分の好きなものより、人に好かれそうなもの。
そうやって頑張るほど、
自分がどんな人間なのかさえ、分からなくなっていました。
ずっと、自分には魅力がない。
そう思って生きてきました。
このメールに出会うまでは。

