Oisix(オイシックス)食材宅配おためしセット



あかりです♪

 

いかがお過ごしですか?

 

今回は、実家のミーナとニーナが家にやってきたときのことを書いてみたいと思います。

 

ミーナとニーナとの出会いについては、1回目に書いたので、良かったら読んでみてください。

 

さて、前回は妹が近所の人の家で生まれた6兄妹のうち、2匹のメスを貰い受けることになったところまでを紹介しました。

 

今回はその続きです。

 

お母さんと妹、そしてわたしは、2匹の子猫をもらうと、そのままお母さんの運転するクルマで、隣町のペットショップへと向かいました。

 

いつも柴犬のポンタくんのものを買っているお店です。

 

その間、妹は1匹ずつ両手に乗せ、2匹が向き合うようにしていました。2匹は離れると鳴き始めるからです。

 

ペットショップに着くと、いつもポンタくんの食べ物やペットシートを用意してくれるお姉さんがいました。

 

あいさつをすると、妹の手のなかの子猫たちを見て、「あらー!かわいい子猫ちゃん!どうしたんですか?」と聞いてきました。

 

母は「近所の人に貰って飼うことになったんですよ。はじめは1匹のつもりだったのに、この子がどうしても2匹じゃないとだめというものだから…」と言いました。

 

妹は「だって、2匹を離すと鳴き始めるんだもの!見てください」と言って、お店のお姉さんの前で子猫たちを乗せた両手を離して見せました。

 

2匹はそれぞれ「ミーミー」「ニーニー」と鳴き始めました。

 

お姉さんは「あらー、ほんと。仲良しなんですねぇ」と言いました。

 

お姉さんは「猫ちゃんはおトイレの匂いに敏感なので、1匹ずつ用意してあげてくださいね」といいながら猫用のトイレとシート、離乳食などを用意してくれました。

 

わたしたちは、それらを受け取って、お金を払うと家に帰りました。

 

家に帰ると、お休みの日の夕方だったので、お父さんとお兄ちゃんがテレビで野球を観ていました。

 

2人は口々に「おー、どうだった?」「山盛りの荷物だなぁ」などと言いながら、子猫を覗きに来ました。

 

「あれ?なんで2匹?」とお兄ちゃんが言うと、妹はまた説明をし、2匹を離して鳴かせてみました。

 

「たしかにな。それならしかたないかも」とお兄ちゃんは言い、「それなら名前は阿佐ヶ谷姉妹か、ガンバレルーヤか…」と言いかけました。

 

すると、すかさず妹が「名前はもう決めてあるから!!」と遮りました。そして、「ポンタくんのときのお姉ちゃんみたいに、勝手に決めさせないからね!!」とわたしの顔をチラッと見て、ドヤ顔で言いました。

 

「ミホとエリコだろ?」とお兄ちゃんが阿佐ヶ谷姉妹にこだわって言うと、妹はそれを無視して「ミーナとニーナだよ」と言いました。

 

「こっちの全身が虎模様で元気な方が、お姉ちゃんのミーナで、胸と脚の先が白い静かな方がニーナだよ」と言いました。本当はどちらがお姉さんで妹なのかわかりませんが、便宜的にそう決めたようでした。

 

「なんでかと言うと、ミーナはミーミー鳴いて、ニーナはニーニー鳴くからだよ」と、ますますドヤ顔になって言いました。

 

「つまらないな」とお兄ちゃんは言い、それを聞いたお父さんは「ケイコとヨシエなら良いのか?」と、故内海桂子・好江師匠から拝借して言いました。

 

妹は「はーい、ダメダメ、却下、却下、もう決まってまーす」と言い、2匹に頬擦りしました。

 

すると、ポンタくんが尻尾を振りながら「ワン!」と吠えました。

 

妹は「あー、そうだ!ポンタくんにあいさつさせないと!」と言って、恐る恐るゆっくりと2匹をポンタくんの顔の前に近づけました。

 

するとポンタくんは少し匂いを嗅いでから、優しく2匹の首の周りをペロペロと舐めました。

 

それを見た妹は「あー、良かった!大丈夫そうだね!!」と言いました。

 

そうしてミーナとニーナは家族の一員になったのです。

 

また、2匹のお話をしますね。

 

すてきなお時間をお過ごしください。

 

あかり