寒い日が続いてて、

日中晴れてても仲通りに入ると

道路は凍ってツルツルです。

札幌はまとまった雪が降ると言われながらも

降らずに終わり、それはそれで有難いけど

雪の少ないクリスマスになりそう。

 

このところ母の体調が良くなく、

心配な日々が続いていました。

熱は1週間37度台が続きましたが

やっと下がったようです。

ただ腰の痛みを訴えて寝てる事も増えたそう。

 

食欲もあまりなさそうで、

朝は食べず、他も通常の半分だそうです。

 

そんなお話を聞くとすぐにでも

駆け付けたかったのですが、

まだ面会は予約制で空きがないと

面会出来ません。

 

クリスマスがあるせいか空きがなくて

予約が取れずにいましたが、

今日面会することが出来ました。

 

 

母の好きなバナナやリンゴ、

干し柿、ヨーグルトにパン、

母が毎日でもいいと言ってた

カボチャの煮物も持って行きました。

 

先日届けたリンゴも

「美味しい」

と言いながら食べてたとのこと。

今回も喜んでくれたので、

たくさん食べて

早く元気を取り戻してほしいです。

 

 

いつもはいるリビングに母の姿はなく、

お部屋のベッドで横になってた母。

 

おばあちゃん「あらぁ、来てくれたの?」

 

と弱々しく言いながら

私の手を握って離しません。

 

お母さん「身体はこわくない(つらくない)?」

 

と問いかける私に

 

おばあちゃん「身体はこわいよ」

 

と言ってます。

やはり長引いた熱と腰の痛みで

体力は相当落ちてるのでしょうね。

 

母の「隣に寝て」と言われて、

よほど不安や心細さでいっぱいだったのかと

母の気持ちを思うと涙がポロポロ・・・

 

お母さん「寝たいけど、私お母さんより太いから

そこは狭くて寝られないの」

 

冗談をいいながら和ませました。

 

帰る頃のことでした。

介護員さんが

「私、寂しくて。」と言うのです。

その意味がわからなかったのですが、

母が介護員さんにも

「横に一緒に寝てくれる?」というのだそう。

 

普段は明るい母が急に衰えてしまい、

「一緒に寝て」というのが

介護員さんにすると切なかったのでしょうね。

そう言いながら

介護員さんの目にも光るものが・・・

 

こうして皆さんに優しく見守られてる母は

幸せだと思いました。

 

母の声は弱々しくて、呂律も回らない事もあって

聞き取れない時もあったけど、

いつものように

明るくしようとしてるのがわかりました。

お茶目で人を和ませるのが上手な母です。

 

腕を上げながら

「母さん、元気元気!」と言うけれど、

その腕はすっかりやせ細ってます。

 

お母さん「お母さん、

100歳まで頑張るって言ってたでしょ?

だからまだまだ元気でいてくれなきゃ困るからね。」

 

おばあちゃん「OKだよ。OK。守るからね。」

 

お母さん「そうだよ。約束だからね」

 

母との約束。

約束だから絶対守ってほしい。。

 

 

おばあちゃん「ちょっと、ここに泊まるんでしょ?」

 

何度もそう言う母。

泊まれるものなら泊まってあげたかった。。

 

心残りでありながら、面会終了になりました。

鼻水すすりながら、

涙流しながらの15分間でした。

 

今度の面会には元気な母であってほしいなと

祈るような思いで施設を後にしましたよ。

 

いつかはこうした場面に

出あわなくてはいけないけれど、

やはり心がざわついて

寂しくて切ないものですね。。

 

今日も最後までご覧いただきまして

有難うございました。

いつも感謝しています。