敬老の日を前に、

娘4人揃って

白寿のお祝いをして来ました。

 

5月の誕生日で数えで99歳になった母。

施設の計らいで、この日だけ面会を

4人にしていただきました。

通常は2人です。

 

いつもはリビングにいる母の姿が無く、

母の部屋の引き戸も閉めてあります。

引き戸をノックして開けようとしたら、

引き戸がパンストで縛り付けられて

開かない状態。

 

母は私達とわかるとすぐに

パンストをほどいてくれました。

 

引き戸の前には食卓テーブルと

クローゼットの引き出しが

2つ床に置いてあり、

よけなくては中に入れません。

部屋のカーテンも引かれて寝る準備?

 

この状態は施設から聞いてたものの、

実際にその場に遭遇したのは

初めてでした。

 

夜、誰かが部屋に入って来ると

怖いのが理由のようです。

 

私達の訪問と

プレゼントの服を喜んでくれたけれど、

娘達とわかってたのかどうか・・・

 

15分の面会時間が終わって帰る時、

今までなら、帰宅願望のある母は

おばあちゃん「母さんも一緒に帰る」

と言ってたのに

おばあちゃん「あら、もう帰るの?また来てね。」

リビングの椅子に座ったままで

見送ってくれました。

 

後追いしなくなったのは良かったけれど、

他人を見送るような感じだったのが

それも寂しいような・・・

 

私が介護員さんに小さな声で

お母さん「前よりも認知症が進んで来たように

思うのですが?」

介護員さんも頷きながら、

表情でそうとわかる返事。

 

そばで母が

おばあちゃん「何を話してるの?」

と気になる様子です。

認知症の人は敏感です。

 

 

今回、夫が出張だった事もあって

姉達に我が家へ泊まって貰いました。

2泊3日のお泊り会です。

 

母の白寿のお祝いと称して

中華料理の食事会。

家では4人姉妹揃って

時間が過ぎるのも忘れて

おしゃべりして笑いが絶えませんでした。

気が付けば時計の針は真夜中2時近く。

 

翌日、小樽へ行くつもりが雨で中止。

またまたおしゃべり三昧で日が暮れて、

さすがに夜は話ながらウトウトが始まり、

20時過ぎに寝ることに(笑)

みんな爆睡でした。

楽しい時間だけど、もう若くないから

それなりに疲れもたまるのね(笑)

 

それぞれが自宅に帰り、

その余韻を感じながら

今度はラインでおしゃべりです。

「楽しかったから

今度はどこかへ泊まろうね」

との次姉からの一声に、

みんな賛同して

「行こうね~」の返事が。

 

誰ひとり欠けることなく元気なうちに

夫や義兄達にはお留守番をお願いして

四人姉妹で出かけられたら

いいんですけどね。

 

元気なうちに、足腰が大丈夫なうちに、

夫達の介護が始まらないうちに。

 

いつか、

4人それぞれの心の中に思い出として残り、

「あの時は楽しかったよね。」

そんな話が出来たらいいなと思うのです。

 

四人姉妹とは、

夫婦とも違う、親子とも違う、

姉妹だからこその分かり合える関係。

 

四人姉妹に産んでくれた母に感謝ですよ。

 

 

ホテルエミシア

『仙雲』

 

秋深まる前菜盛り合わせ

蟹入りカボチャの濃厚クリームスープ

腸詰と干し貝柱入り焼き大根餅

真狩産豚肩ロースの広東風焼売

大海老のフリット2種味のコンビネーション

道産牛肉薄切りと秋野菜

ブラックペッパー炒め

鮭と茸の香り炒飯

老酒風味のイクラを添えて

チャイナデザート

 

中国茶 

画像撮り忘れです。