感情って、
私にとってはあんまり「リアル」じゃないんです。
「うすい」というか、
どうやら私、他の人が感じるほどに「感情」というものを強く感じていないんじゃないかと思うんだ。
特に悲しみとか怒りとか。
なんかね、
感情を感じているときって、
感情を感じている自分を見つけたときって、
なんか冷めちゃうの。
感情を感じるって、
なんか「演じている」感じ。
「わからないふり」をしている感じ。
なんか・・・
なんか・・・
なんか、バカバカしくなっちゃうの。
感情の否定とも違うんだよ。
感情の否定は、「感じちゃいけない」ってジャッジすることでしょ。
そうじゃないの。
なんか。
小さい頃からあった感覚。
なんか自分を俯瞰している感じ。
なーんだ、くだらない。ってなっちゃうの。
だって状況に飲まれることに酔ってるだけじゃん。
なにやってんだか自分。
みたいな。
小さい頃から深い感覚はこうなんだよ。
だから正直、感情をリアルに感じられる人、
心の底から怒ったり泣けたりできる人にどこか憧れを感じたりもしていた。
一応、人間なりの感情は感じたりもしてるけど、
やっぱどこか冷静で。
冷静すぎるって、ちょっと損してる気分になったりするのよ（笑）
お化け屋敷とか、
「どーせ全部人間がやってんだよな」って思うとつまんないでしょ？
（急な音に飛び上がるタイプなので私はビクビクして歩くけどねwww）
多分どっかでわかっちゃうんだ。
魂にとっては別にどーってことない経験だって。
なんでもないというか、
何も変わらないというか、
痛くもかゆくもないというか。
魂のレベルでは、傷つけることや、奪うことができない。
魂は傷つきもしないし、死にもしない。
傷ついたと悲しむ必要も、
奪われたと怒る必要もないと、わかってしまうから。
きっとそれは、肉体のないところの感覚なんだと思うんだ。
私は、地球ほど肉体に縛られる必要のなかったところに、長くいたからなんだろうなと思ってる。
・・・せっかく肉体もって感情感じているんだから、
素直に浸れちゃえばいいのに。
そのほうが楽しそうなのに（笑）
なんかやっぱり損してる気がするわっっ！！！！！
↑怒られるかもしれないけど深刻なんだよ本人にとっては！！！笑
でも。
だからこそ感じるの。
怒りとか、悲しみとかを経験するのには、
肉体が必要なんじゃないかって。
肉体がなきゃ、
怒りも悲しみも経験できないんじゃないかって。
だって、
傷つくとか、
痛みを経験するとか。
全部、肉体があって経験できること。
奪われた、という体験。
傷つけられたという体験。
被害者という体験。
肉体がなきゃ、無理なんだよ。
肉体に縛られるという「限られた自分」を経験することでしか、
怒り、悲しみ、孤独感、なんかの感情は体験できないんだよ。
魂の世界では、
「傷つけられた」と感じることが「できない」。
魂の世界では、
悲しむこと、
怒ること、
恨むこと、
妬むこと、
それを
体験できないの。
どう頑張っても、無理なの。
傷つけられる体験をしようと思うと、肉体を持つ「しか」ない。
悲しみを経験しようと思うと、肉体を持つ「しか」ない。
魂は傷つきもしないし魂からは何も奪えないから。
ほいほいほい。
するとだよ。
その逆もあるってことなんだよね。
傷つけるという体験、
奪うという体験も、
肉体がないとできない ってことなんだよね。
自分の肉体があって、
相手も肉体があって。
だからできること。
殺す、という体験。
だます、という体験。
奪う、という体験。
加害者という体験。
傷つける対象、相手の肉体があって初めて体験できること。
誰かを傷つける体験をしようと思うと、肉体を持つ「しか」ない。
誰かに悲しみを経験させようと思うと、肉体を持つ「しか」ない。
それってつまり、
肉体がないと、
「悪」を経験できないってことじゃない？？
誰も傷つけられなかったら、加害者になれない。
被害者も生まれない。
魂の世界では、「悪」を体験できないんだ。
不可能なことなんだ。
ここ、地球は、「悪」ですら、体験できる場所なんだよ！！
だから地球という物質世界のアトラクションは貴重なのかもね。
これだけ肉体に縛られて、
「肉体=自分」と錯覚してしまうくらい肉体が重要に思えてしまう地球だからこそ、
「悪」を、体験できる。
なんていうか、ほんとうに、、、
いろんなものを「体験したくて」肉体を持ってみるんだろうね。
（ホント、魂って、もの好きだよなぁ・・・笑）
つ ま り。
こういうことだ。
つまり、
自分は肉体に縛られている存在じゃないんだって気づいちゃったら、
「悪」なんて、なくなっちゃうんだよ。
「悪」もきっと、幻想なんだ。