自分のいた星を思い出そうとすると、

自分の周りが、エネルギーで満たされていたような感覚があるんだ。


そこにいる動物、植物、そう存在のエネルギーを、からだ全体で感じて生きていたような。

自分を囲む存在のエネルギーとの一体感を、

いつも楽しんでいた気がする。

多分、木とか、動物とか、花とか。もちろん人(というか、自分と同じような形の存在)とか、そういう存在との一体感。

そのエネルギーの場そのものと、一体でいる感覚。


大きな自分という感覚。きもちいい。



そういう感覚をね、思い出して、浸ってたんです。

「そういう感覚を感じてたなぁ」っていう感覚の「名残」みたいなものだけど。


で、その後、現実世界に戻って(笑)買い物に行こうと外に出たんですよ。

そしたら、体がびっくりして一瞬苦しくなっちゃった。




 

あまりにも人工物に囲まれていることに驚いた。

今までも、自分の周りの景色が不思議だと感じたことはあったんだけど。


なんか、環境そのものが「一体感を感じられる」場所ではないんだなぁって実感した。

生命との一体感を感じようとすることが、そもそも難しい。



「分離感を感じる」ようにつくられた環境のようにすら思えたの。


現代、とくに都会って、分離感をわざわざ強めているみたい。
まるで「死」の中で生きているみたい。エネルギー的には。


アスファルト、コンクリートの建物(木でもたいして変わんないけど)みたいな、無機物で自分の周りを囲む。
エネルギーがないわけじゃないけど、草とか、土とか、木とかに比べたら、ずっと低い。エネルギーが遮断される感覚。
なんだか支えてくれるものがない感覚。
自分ひとりで立っていなきゃいけないんだ、という切り離された感覚。分離感。


 

私たちって、他の存在のエネルギーを感じて、その「感覚する」自分を認識することで、自分の存在を確かめているところがある。
目の前の人、動物、植物。
そういう存在と触れると、無意識でも、その存在との間につながりができるんだ。
エネルギーを感じあう。


そうして「感覚」していると、「自分」という存在も、はっきりと浮かび上がってくる。

ほかの存在がいることで、自分に気づく。  


 
だから、周りを無機物に囲まれているような環境にいると、無意識にエネルギーを感じさせてくれるものを求めようとする。
それは、「感覚する」ことができなくなることで生まれる、自分の存在への不確かさ。

自分という存在が、感じられなくなってくる。

つながりが感じられないから、不安になる。
  
   
無機物に、囲まれていて、生身のものといえば、ひと。


だから、都会では不自然なくらいにひとと繋がろうとする。それを求める。
すがろうとする。
だから執着する、依存する。
執着するからねじれが生まれて、ドロドロする。重くなる。
 
都会って、人とつながることを遠ざけているようで、
ピンポイントな近い関係ではものすごく依存しているでしょ。
自分の存在価値をそこに求めてしまうくらいに。

見てても、人と人との関係の間に、ドロドロする重いもの感じたりするのよね。 
 

自分たちのいる環境からもたらされている面もあるんじゃないかな?
環境からも「分離感」が作り出されているって、なんだかすごいなぁ。なんて思う。



つくづく、地球ってのは「分離感」を楽しむ場所なのかも、って感じるよ(笑)

わざと、分離を感じてみることで、統合する感覚、一体感への欲求を強めているのかなぁって。



分離感って肉体があるからこその壁でしかない。




一体感がね、魂にとっては普通なの。

それがデフォルト。

魂にとっては「私たちは一体だ」って感覚は、当たり前。



とはいえ地球では、多分私がいた星で感じてたほどに周りの存在との一体感を感じるのは、難しいんだ。

肉体の境界が、ものすごく重くて固いから。


それでも、自然の中にいることは、

「一体感」を感じやすくすることにはなるんだと思う。

「人間も自然の一部だ」って言うでしょ。その言葉の感覚だよ。



「土に触れているうちになんとなく元気になる」
「森の中にいると気分が晴れる」

地球でもそれは、ある程度共通の感覚なんだろうし。



まわりに「いのち」のエネルギーがあると、

そこにそれが「存在している」というだけで、

自然と私たちはそのエネルギーを感じあう。

感じあうことで、つながりあう。



地球でも、やっぱりどっかで感じてる。


 


魂は知っているんだ。

自分が、周りの存在と一体であること。

エネルギーを感じることで、それを感じられたりするの。



環境ということで言えば、


生命に囲まれたところで生きるのが、本当は自然で。
いのちの中で生きていたいもので。

「自然」という環境を求めようとするのも、

一体感を感じることが、魂にとっては普通だからなんだ。



気づいたのはね。

特に地球では、

人とつながることばかりに比重が置かれているけれど、
 
私たちがほんとうに繋がりたいのはきっと、人じゃなくて、いのちなんだよ。
生命のエネルギー。


木も、土も、花も、動物も、、、人は、そのうちのひとつ。




それにしても、自分のいた星では、

周りのエネルギーも、かなりの「濃さ」で感じてたなぁ。

地球の感覚でいうと、すごく強烈なんじゃないかって気がする。

記憶の断片だけでそんな気がするくらい。


その星では「普通」の感覚だったのですが、

思い出してみると、それって地球では「至福」と呼べる感覚なんだよなぁ。。。