昔から。小さい頃からず~~っと信じてきたことがあるんです。
根拠もなく、でも絶対的な自信。
物事の本質は、ものすごくシンプルなはずだ。
この世界は、本当はもっとシンプルにできるはずだ。
この信念だけは、どんなことがあったとしても絶対譲らなかったと思います。
私の世界観の根本には、いつもこれがあります。
今もそう思う。
ううん。今のほうがその思いはずっと強くなった。
物事はシンプルなものだ、と確信しているの。
限りなく、限りなく、
物事はシンプルなんだよ。
難しくしているだけ。
どうして人間は、こんなにシンプルなものを難しくしてしまうんだろう。
もっとシンプルに生きることだってできるのに。
私の地球で感じている違和感は、
この言葉に尽きるのかもしれません。
生きている喜びを素直に感じるだけで、
ただ空の美しさに感動するだけで生きているのには十分なのに、
どうして働かないと生きていけない世界を作ったんだろう。
どうしてただ自分が在るように、
在りのまま生きればいいだけなのに、
どうして立場や肩書きや、女や男や親や妻や夫や、
役割を作ってしまうんだろう。
ただ「アナタが好き!愛しい!」と
その気持ちをそのまま表現するだけでいい、
人との関わりというそんな単純なものに、
色々制限をつけてしまうんだろう。
どうして食べたいと欲するものを食べ、
眠りたいだけ眠ればいいだけなのに、
どれくらい食べるべきとか、
どれくらい寝るべきだとか、
誰かの作った基準に合わせようとするのだろう。
どうして生きることをそんなに難しくしてしまうの?
こんなに世界は単純なのに。
そう思ってきたんです。
私には、
地球の人々は
物事をわざわざ難しくして、
難問を作り出し、「おお、この問題はなんて難しい問題なんだ」と
そこに苦しむ自分に酔っているように思えるのです。
だって、苦しむの当たり前なんです。
解決できるわけないのですよ。
もともと難しくないものを、難しくしているだけだから。
自分で問題を作り出しているだけだから。
問題なんてないのに、です。
全て単純にすればいいんだよ、ホントそれだけなのに。
何を「すべき」とか「こうあるべき」とか全て「誰かの価値観」だよ。
誰かになろうとするから何もわからなくなるんだよ。
自分に従えばいいだけなんだよ。
全部自分が知ってるんだよ。
こんなに単純なことはないよ。
誰に教えてもらう必要もないし、
誰に頼る必要もないんだよ。
誰かが本当と言っていたって、
そんなの信じなくていいんだよ。
あなたが必要とするものなんて、
何もないんだ。
何もいらないの。
ただ、在るまんまでいいの。
それだけなんだよ。