前回の記事で(記事はこちら )
私はもともと怒りや悲しみという感情を
それほど持っていなかったかもしれない、
と書いたわけですが。
怒りとか悲しみも、
あることはあります。
「人を殺したくなるほどの怒り」とか
「死にたくなるほどの悲しみ」とか
それくらい強いものも。
でもね、先日気づいたんだけど、
私の感じていた怒りや悲しみって、
「私、この世界で生きていけるんだろうか」
っていう戸惑いが元になっているものが多いの。
これね、すっっっっっごく大きな恐怖感というか、
いや、ほんとに私、
怖かったんだよ。
お母さんに愛してもらいたくて感じていた怒りや寂しさもね、
これと根っこを同じにしてたみたい。
うすうす気づいてはいたけど。
インナーチャイルドの問題だけじゃない気がしてたというかね。
「そばにいて欲しい」って気持ちにフォーカスすると、
「生きるのが怖い」
「どうしたらいいのかわからない」
「お願い、一人にしないで」
っていう恐怖心とセットになってて。
それがね、すがりつくほどの必死さなの。
暗闇の中で、立ってはいるんだけど、
自分の足元以外絶壁で、
少しでも踏み外したら、
底の見えない暗闇に滑り落ちてしまう・・・
と足をガタガタ震わせてるイメージ。
ブラックホールのように、計り知れない巨大な恐怖。
(これ大げさじゃなくて、実際のイメージ・体感)
だからお母さんに触れていたかった。
触れている間は、安心を感じられた。
そうでないと不安で、
お母さんが眠ってしまうのが怖かった。
私ってば、どんだけちっさい頃からこの世界で生きるのが怖かったんだ(笑)
この世界で、
生きていけるのかわからない。
小学生の頃にはもう、
その恐怖は言葉になってた。
無意識に怖かった、というレベルじゃない。
意識もしてたし、全身で怖かった。
どうしようもなかったから、余計にね。
あと怒りを感じていた事で思い出すのが、
「なんでみんな平気なの?」
「こんなに世界はおかしいのに気づかないの?」
っていう怒りなんだけどね。特に小学生の頃。
これもね、
理解できない世界への恐怖からだった。
私にとってはね、
クラスメイトですら、
何考えてるかわからない、
得体の知れない不気味な怪物みたいなもんだったんだよ(←ヒドイ)
いやあのね、それくらい怖かったってことで。
大切な人を傷つけられる事への怒りも、
それが理解できなかったから。
「なんで!?」っていう思いから。
「死にたくなるほどの悲しみ」も、
この世界で生きていく事への自信のなさ、
絶望・失望「もう嫌だ、やめたい」ってとこでさ。
「この世界でどうしていいかわからない」に同じくつながってるの。
私はほんとに、怖くてたまらなかったの。
・・・あれ?
怒りとか悲しみっていうより、
恐怖だね。
だってねーーーーーー、
ほんっっっっとに、
怖かったんだよーーー!!!
っていうか、無理。って思ってました。
ああぁ、何度強調してもし足りないです。
毎日がストレスフルなのよ。
小さい頃の私、頑張った。
健気すぎて泣けてくるぜ。
生きてるのやっとだったね。
なじみのない星に来た宇宙人は大変なのさ(しんみり)
こういう怒りや悲しみ(というか恐怖)って、人と共有できない気がしてたしさ。
だから怒りや悲しみ(というか恐怖)を感じるのも孤独だったさ。
他の人の怒りや悲しみを感じた話聞いてもあんまり共感できないしさ。
余計孤独だし(ぐすん)
ん~~~~そんなもんだから、
結局のところ、それ以外・・・というか
やっぱりあんまし「怒り」や「悲しみ」ってわからない・・・かも。