近年のラーメンブームも少し下火になってきたとは言っても、麺料理は国民食のようなものですから、完全には衰退することはないですよね。そんな中で色々な麺料理がちまたに蔓延る今日この頃ですが、まぜ麺、あえ麺、いわゆる汁無し麺の老舗と言うか有名店の紹介ですわ。

昔から、ゲーセン、ビリヤード、ボーリング、卓球、映画のエンターテインメントで有名だったスガイビルの横にあります。でも、学生当時には気が付かなかったから何時からあったのでしょう?
って、学生時って今から相当昔ですが(笑)。

実はこの店、夜はビアホールというか飲み屋さんに変わるんですよね。でも、この佇まいというか内装と言うか本当に西部劇調の渋い感じなんですわ。クリント・イーストウッドがコルトでもぶっ放して来そうな感じ(爆)。そんな感じで昼の油そば店というよりも夜のバーの方が印象強いかもしれませんよ。
しかし、昼間でも人気はあるんですわ。先客が一人ずつ帰って行きますが、直ぐに後客が訪れてきます。普通のラーメン屋さんに負けないくらいの集客力でつね。

女性店員さんが注文を取りに来たので、油そばのスープセットに、さらにライスを付けてもらいました。デブラヲタの宿命かぁ~?

つれない個人の独り言-米風亭01

いやぁ~なんか渋いっすわ。これが本場伝統の油そばなんっすか?
って、本場って食べたことがないもんで・・・・

千切りてか柵切りされたチャーシューにメンマと、ウズラの卵2つに万能ネギと白ゴマをさらりと巻いて、海苔でフタをする。こんな感じです。

つれない個人の独り言-米風亭02

麺はツルシコなんっすけど、ちょっと生温いのが本場なんすかね?決して熱いとは言えないんだよね。油はしつこくないし、タレも変に塩っぱくないんだわ。どちらかと言うと、先に麺に油が付いてコーティングされるので、タレはあまり付いてこないと言うのが本音だろうか?おもしろい食感でツルツルと食べられるので、いつの間にか麺がなくなってしまっています。マヨなどの薬味もあったはずだけど、使う前に完食でした。

しょう油ダレは特製なのでしょうね?しつこく口に残ることはないし、尖った塩気もないし、かなり良い感じですわ。油そばをメインとして喰ったことがない自分はこれが油そばなんだろうなぁ・・・と納得するしかない。ふむふむ。
B氏には負けるがラヲタは油(脂)が好きだし、さらに油+海苔の具は最高のご馳走(笑)。って大好きなんですよぉ~この取り合わせ(爆)。

でもねぇ~強いて言うと、チャーシューがちょっと残念かもね?おそらく前もって索状に切り置きしているか、または普通のラーメンのように切っておいて注文が来てから索に切り分けるか?どちらかなのでしょう。チャーシューが冷えているのと表面が酸化しているので、豚臭さが強く感じられます。そのため、繊細な油としょう油ダレの味が損なわれてしまいかねない。そこんところだけ気になったっす。

そうですのう~まとめとしては、油そばやあえ麺って食べたことがあまりないんですけど、サポーロのラーメソ店で出されている油そばとはちょっと違うような気がするのは、単に気のせいなんだろうか?油しつこくなく塩っぱくなく適度の味付けでバランスが取れている麺料理と思われましたが・・・?


店 名:米風亭
住 所:中央区南3条西1丁目2-4 和田ビル1F
定休日:無休
営業時間:11:30~4:00