某中古車販売会社から電話がかかってきた。
おばさんでしかも、どこかなまっている。
テレホンセンターからの電話らしく、
他の多くの女性の声も聞こえてくる。

オバ:『お客様のお家では、売って下さる車はありませんか?』

自分:『うちには古いのを2台使っていますが、それは十分動いていますし。』

オバ:『何年前に購入されましたか・・・?』

(10年程前に新車で買ったけど、未だにエンジンはビンビン回るし、そこらの車と一緒にすんな!)

自分:『何年前だったかなぁ~?忘れました。あの~?それにしても言わなきゃいけないのですか?』

オバ:『乗用車ですか?』

自分:『そうですけど?何か??』

オバ:『トラックとかバンとかがあると高値で買わせていただきます。何年前に購入されましたか・・・?』

(おまえよ~何で俺が知らないあなたに詳しく話さないとならないんだよ?プチっと来たわぁ~)

自分:『何故に話さないとダメなのでしょう?それは個人情報を漏らすと言うことと同じですよね?』

オバ:『個人情報のあ~たらこ~たらにはなりません』

(そんなことないべよ?あんたが尋ねていること自体が個人情報を聞き出しているのとおなじだろうよ?あんたは電話帳をみてこちらに電話してきたのだから、しかもハッキリと社名も言わないで、こちらの内容を聞いているんだろ?)

自分:『おかしいでしょ?あなたに話す義務はないのですから、個人情報を聞き出しているのと同じでしょ?お宅の会社名をもう一度教えて下さい。アンケートにしても、そのたぐいの質問はおかしいでしょ?会社全体でその方針を考え直された方が良いのではないですか?』

オバ:『(少し気がついたらしく)申し訳ありませんでした。○○と申します。』

自分:『そういうことなので、うちには売る車はありません。さよ~なら』

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昔のような電話勧誘ではないが、それを現代にも用いようとしている古い考えは逆に会社を締めつけることにはならないだろうか?
電話だけで信用性が得られるはずがないだろうよ。
そちらはタウンページをみてこちらに電話をしてきているので、こちらの所在も分かっているはずだ。
だが、こちらは貴社のことは全く知らないのだよ。

インターネットで調べたところ、その中古車会社は実存していたようだが、それだけで安心とは言えないだろう。
事情が分かれば、裏方が車を盗みに来てもおかしくないのだから。
この世の中何も不思議ではない。

それにしても、かなり強引な聞き出し方から想像すると、この電話をしていたオバチャンは以前に生命保険勧誘の仕事をしていたような雰囲気が伝わってきた(笑)。