先週・・・このクソ暑いのに、釣りに行く。
最近ホームグランドになりつつある川だが・・・
到着してみると、あ~いつもの橋に車があるよ~?
先入者さんがいる・・・先に川に入られると当然の事ポイントが荒れるので、魚が釣れない事が多い。
まぁ~最近は食べるために釣るわけではないので、気にせずに入渓して川通しに上流に歩いて行くと、年配の先入者さんが戻ってきた。

『こんにちは~釣りですか?釣果はどうでしたか?』

と尋ねたところ、
あまりパッとしない表情のままで、

『ウグイばっかしぃ~』と浮かないお顔。

たしかに、渓流釣りで餌釣り師さんたちは(食す?)目的である
『ヤマベ』や『イワナ』のようなマス系が釣れないと納得できないのだろう。
自分は単にリフレッシュ休日のために出かけただけなので、どんな魚がかかろうと気にしないつもりで、しばらくフライを流してみたが、餌釣り師さんが言うように『ウグイ』しか釣れてこない。
知っていても残念(笑)。
ウグイ君はやはり外道とされるのは、臭いし、捕まえると『ギュー』と泣くんで嫌われるのかもしれない(笑)。かくいう私もできるだけ触らないようにして、針を外してリリースすることを心掛ける。

そんなことで、ウグイ釣り半日が終了したのだが・・・

しかし、餌釣り師さんと同じくやはりマス系が釣りたいとの一念で、翌週も同じく釣りに出かけてみる(笑)。
釣りバカの一言だが、リベンジをしないと心落ち着かないのが超釣りバカ・・・(笑)。
同じポイント言ってみるが、また先入者がいるようなので、そこよりもさらに1つ上の橋で釣りを始めてみるが・・・

先週と同じようにウグイちゃんの嵐だぁ~(笑)。こんな渓相良く、落ち込みがあるのにもかかわらずウグイちゃんなんだよね。
ゆっくりと釣りをしていたところで、他の餌釣り師が後方よりやって来るしぃ~
このような時には先入者が優先と言うのが釣り人の暗黙のマナーなので、自分のペースで釣りをするが、それでも追い立てられているようであまり良い感じがしない。さらに、そんな時に限ってラインが絡まったりするし(笑)。

そんなこんなで、上流にあがるとさらに橋が出てきたので、
その下でヤマベを2匹程ゲトー

また、その上の流れで・・・

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有名なドライフライ『アダムズ』でイワナをゲットだぁ~!!
ヤマメよりも引き込みが重く思えたので『ウグイくん』なのか?と思ったが、イワナ君だった。このエゾイワナ君、白い斑点が平行に並んでいるので、下り海に行けば大きなアメマス君と成長するのだろうなぁ・・・
濡れたコケの上で写真を撮ってから大きくなれよとリリース

しばらく、釣り上がりを続けるも魚の反応がなし・・・
この季節のこの川って、こんな反応しかないんだなぁ~昨年の晩秋と今年の春にはバシバシ魚の反応があったのになぁ・・・
流石、盛夏の渓流釣りって感じでしょうか?

魚影の反応がないために、釣り下がって行く事になるのだが・・・
昼間ではドライフライの反応が鈍く、釣り下がりになるのでウェットフライに方向転換をする。
今まではオリジナル『ミドリン』が高釣果をあげているが、あえて古典的なシルバーマーチブラウンを選択・・・
実は、ウェットフライって作って持ってはいるが、こんな派手なキラキラしているフライで釣れるとは思っていないので、今まで使う事はなかったのだ。
だが、今回は初のお試しと言う事で使ってみたところ・・・

ん~Hit~!

でも、バラス・・・あら?20cmはありそうな・・・?悔しぃ~!

同じポイントの所からわずかずらして、再度投入すると

たぶん他のイワナ君がパクリと食べてくれたようだ。

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20cm強のイワナ君ですが、白斑が散在していてお腹も黄色いんですけど、ただ、パーマークみたいなのがシッカリ見えるところがなぁ・・・アメマス系の斑点とは異なる感じでキレイなのは確かなこと。
この子はかなり元気で、写真を撮ろうと濡れた石の横に置いたところ、すぐに逃げ出し岩隙間に入り込んでしまう。そんなことを数回やり取りして、写真を撮ってすぐにリリースした。

そのまま、気分を良くして帰りは釣り下がろうとしたところ、
まず、片足のウェーダーのフェルトが外れた・・・
ガッパガッパして歩き難い。
その後に、深みの横を通り過ぎようと、ゆっくりとしゃがんだ時にウェーダーの上につけていたベルトが音と共に崩壊し外れ、
脇差ししていたナタが流れの深みに落ちて消えて行ったとさ。
流れは速く、しかも深みがあるので回収することもできず、鉄の金属を地球に返して上げたのだ。
これも、メタボリックのなせる技・・・
よく、テレビで巨乳女性が服の胸のボタンを弾き飛ばすシーンがあるが、あれと全く同じ感じってこと?(爆)
『パキ』と音と共にボチャンと物が落ちて、そのまま・・・
2回ほどしか使っていないナタだし、一応クマ護身用に買ったものなので、そのまま近くの橋から上がり帰る事にした。

入渓した場所に戻ってみたは良いのが、歩いてみたところ200~300m程しかない。はぁ~?と思ったが、川が蛇行していて川通しで歩くとかなりの長さがあるが、道路伝えに歩くと全然離れていないことが分かった。

その後、帰り支度を整えて、食べていなかった昼飯の大部分を食べてから、温泉に浸かり体を清めて、いつもの『カラバト・カリー』(さすがに今回は普通盛り)を食べて帰りましたとさ。

ウェーダーを直して、来週も行ってみようかな?

やっぱり、釣りバカ?(爆)