前ブログを書いていた途中で、北斗の拳の最新映画のCMが流れていた。
ラオウ側からみたストリートのことだが・・・

確かに、北斗の拳は好きだ。
おそらく、物置きを探せば、北斗の拳が初めて連載された少年ジャンプがあるはずだ・・・
ケンシロウが仁王立ちで立っている黄色の表紙のやつだ。
当時、アニメになんかできるはずがないと思っていたのだが、
フジテレビ系で放送されるようになった。
ヒデブ、アベシと奇声をあげながら、風船のようにはじける体・・・
おいおい、アニメにしても小さな子供が見たらマズイべや?
と思っていたのだが・・・
それはそれで、一時、社会を騒がせて終息した。

ところで・・・

今回の映画化に伴い『ラオウの葬儀』が行われた。

これって何よ?アホか?
あしたのジョーの『力石徹』の葬儀が行われたのは知られているが、
それはアニメ信者が行ったこと・・・特に目立たずひっそりと

そこで二番煎じではないが、今回の行動は頂けない。
しかも、マスコミが堂々とテレビで取り上げているのも情けない。
映画の宣伝の一部と考えて良いのだろうが、
それにしても呆れさせられる。

今の子供たちがゲームの影響を受けて、実社会と空想との区別もできなくなって来ている今日この頃、それを助長させるかのような振る舞いではないか?

『ベホマ』を唱えると体力回復、『ザオラル』を唱えたり教会に行くと生き返る。

このような考えが子供たちの間で蔓延している中で、現存しない空想のキャラクターに対して何故に葬儀をしないとならないのか?
こんなこと日本人しかしないだろうよ?
他国にバカにされる一因ともなりかねない。

しかも、子供ではなく、大人が進んで事を運んでいることに非常に疑問を感じる。
自分たちで進めておきながら、それでいて、今の子は今の子は・・・と取り上げている。
アホの一言ですわ。

今の大人って、社会を支えている自覚もないし、
単に楽しかったら良いと思う人間しかいないのだろうな・・・

ホント悲しいというか、情けない!!

さらには、本当のお寺で葬儀をしているのは・・・?
キャラクターに魂は存在するのか?
なんかなぁ~この寺院もお金のために動いているとしたら、
仏教を冒涜していると思われないだろうか?