今日は、西区のラーメン店『麺屋 丸鶏庵』さんです。
珍しく開店当日に言ってみました。
自分としては、開店日などのサービスデイは避けて、
混雑が減った時に行くのが通と思っております（笑）。
それも、店主さんが落ち着いて作れる環境で、
その味を評価したいと考えるからです。
な～んて偉そうなこと書いちゃったりして、とにかく新店の味が落ち着いたところで喰いたいと思うのであ～ります。
そんなことで開店当日に攻めてみました。
先発隊第一陣は消え去ったのでしょうか？
12:00ちょい過ぎでしたが、自分が入店後に後客1名でした。
メニューを見ると・・・
塩がないようですね。
しょう油と味噌だけです。
鶏スープならば、しょう油か塩の方が分かりやすいかな？
と思ったのですが、
注文を聞きに来た店員さんに『お勧めは何ですか？』
と尋ねたところ・・・店主に伝達してくれました。
店主さんが言うには、
『僕は味噌の方がお勧めなんですけど・・・』
と応えてくれましたので、
そのまま、味噌を注文したのですが、
再度メニューを見たところで、
『豚そば』と書いてあるではないですか？
それも肉とホタテの炒めミンチ入りと書かれています。
価格が100円 Up です。
面白い具なので、途中で『豚味噌』にしてくださいと変更してもらいましたとさ。
しばらくして出てきたのが、このラーメンです・・・
おうおう！
しばらくぶりの味噌ラーですが、味噌の色が褐色ですね。
バリバリの焼味噌ではなさそうですが、赤味噌と言うか八丁味噌と言うか赤系で、さらには微妙な酸味がありますよ。
酸味は味噌からのものなのか？スープからのものか？でも、特に嫌みのある酸っぱさではありませんので、あしからず。
スープはアッサリ系であり、炒め具の油も多くなくおしとやかな味と言えましょう。
塩気は特に強くなく、丁度良い感じでしょうか？
後味もしつこくなく良い感じです。
そんな中で旨味は消されていないのですが、
味噌の方がスープより強く感じられるので、
しょう油ならもっと旨いような気がします。
具は炒め具にモヤシと挽き肉、キクラゲ、チャーシュー、メンマと開店サービスの煮卵に、ホタテ＆豚肉のミンチです。
メンマですが、最初口にした時にはザーサイと間違うかのような味でした。コショウとごま油のような味付けで少し酸っぱなんですよ。でも、もう一つ食べてみる前に覗いてみると穂先メンマのでかいやつと言った印象です。
チャーシューは肩ロースだろうか？
やや硬めで噛みしめられるホロホロタイプで良い味付けです。
また、豚そばのミンチですが、少し酸味があります。
ホタテの味でしょうか？これはスープにかき混ぜて食べると旨いんでしょうね。
でも、自分は食べ終わりになってからかき混ぜました（笑）。
オリジナルスープを楽しみたいものですから・・・
麺は、残念ながら札幌していません（笑）。
でも、中太やや細目の白色直麺ですが、加水率はそれ程高くないと思われますが、モチモチしている感じもないんですよね。
バリバリの旭川麺とは異なる直麺で面白いと思われます。
このスープに合うかどうかと言われると困りますが、しょう油には合うのかもしれません。量も適度で良いですね。
ん～まとめですが、
屋号に『丸鶏』が付いているからこそ、スープに丸鶏を使っているのでしょうね。
アッサリ系でオーソドックスな味噌スープですが、昔風でもなし、現代系でもなく、中間型なのでしょうか？
スープは塩分や油も控えめで食べやすいと思われますし、
この酸味がもう少し抑えられればさらに旨くなるでしょう。
麺も個性的ですし、これからもっと味も落ち着いて行くことでしょうね。これから期待します。
また、『丸鶏』を比内地鶏や名古屋コーチンなんぞに変えてパワーアップするとさらに旨くなったりしてね。
屋 号：麺屋 丸鶏庵（まるちあん）
住 所：西区山の手6条6丁目2-11-1F
営業時間：11:00～15:00、17:00～20:00
定休日：今のところなし