ありがとう、お姉さん! | ゴールドコースト生活+子育て日記

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

昨日、ふと財布の中のカード類を整理しようと

中をゴソゴソしていた。



すると、前々回の私の誕生日プレゼントに

義父がくれた「マイヤー」デパートの商品カードが出てきた。




「今年のクリスマス後のセール時に使おうかなー?」




のほほーんとそんな事を思いながら

裏をひっくり返してみると、




なんと!




今年の10月末で期限が切れていた。




ショーーーーーック!!ガーン





発行されてから2年の有効期限だったようだ。




ああ、




3週間程前に気付いてたら・・・





ああ、ああ、





うううううううーーーーー$100ドルが・・・うううーーー。なく






とうなりながら、旦那に泣きついてみた。

「ねぇ、ねぇ、コレどーにかならないかな??」




と、どうしようもない事をデパートのスタッフでもない旦那に

どーにかしてもらおうと思う私。





旦那は時々どーにもならない事を

あら不思議?どーにかしてくれる存在なので

念のため。




100ドル(一万円感覚)は貧乏主婦の私にとっては

結構大きい。それにそれを使わなかったなんて

義父にも申し訳ない。




旦那には

「2年近くも使わずに財布に入れていたあんたが悪い」

と、呆れた顔してあほ扱いされ、




「もう、そのカードはゴミ箱行きだな。」




とまで言われた。

ああ、役にたたない男だ。

  ↑

パニック中の為、限りなく私自己中。





私はカードとにらめっこしながら

どうにか使えないもんかと思いながら

カードの裏に「カスタマーサービス」の電話番号が

あったので旦那に



「ねぇ、ねぇ、ここにカスタマーサービスの電話番号が

載ってるよ!!」



と報告してみた。




旦那が「じゃあ、僕が電話して聞いてあげるよ!」

と言ってくれるのを期待してたけど、




「じゃあ、そこにかければ?どーにかなるかもよ?」




とあっさり言われてしまった。




こういう、

オージーに「そこんとこ、どーにかしてくださいよー。」

的なお願い系は常に旦那に任せっきりな私。

なぜって、

彼はそういうクレーム処理担当が得意だから。

こういう事は得意な人がした方がスムーズに事が運ぶ。





しかし、今回は

「いつも旦那に任せっきりもいかんな。」

と思い、重い腰を上げてみた。




なんてったって、自分の事だし・・・

自分が蒔いた種だし・・・




そこで電話してみた。




時はすでに夜の8時。

「まさかこんな遅くまで仕事しているオージーはいないだろう。」

と思いながら電話がつながらない事90パーセント覚悟の

上で電話してみた。




へ?




あっさりつながった。





オージーなかなかやるな。

と、自分から電話しておいてびっくりした。





私は電話に出てくれたカスタマーサービスの

オージーのお姉さんに、




「かくかくしかじかの理由ですっかりカードの

存在を忘れていたら3週間前に有効期限が切れていたんです!

義父からもらった大切な大切なギフトカードなのでなんとか

ならないでしょうか???」




そんなに大切だったら早く使えよ!

と自分でも突っ込みを入れてしまいそうな言い訳。




そんなどこまでも「あほ丸出し」の話を一通り

聞いてくれたお姉さん。



一言、




「そうねぇ、あなたのカードは3週間前に期限が切れているのは

確かだけど・・・」




ああ、やっぱり・・




と思いきや、




「でもね、使っても大丈夫よ。」




と言われた。

あまりのあっさり加減に度肝を抜かれたけど、




私は心の中でひゃほーーーー!!クラッカー




お姉さんに丁重にお礼を言い電話を切った。




ありがとう、お姉さん!!




オーストラリアのこんなゆるゆるな所が大好き!!








※でもゆる加減によってはイラつく時もあります。