ジェットスター航空がゴールドコーストと大阪(又は東京)
へ直行でそして時々セール価格で飛んでくれるようになって数年。
私を含めずいぶん周りの友達が気軽に日本に
行き来する事が可能になった。
そんな海外に住む私達の
日本へ旅立つ友へのお決まりのあいさつ・・・
「おいしい物いっぱい食べておいでね。」
これ。
この言葉に「行ってらっしゃーい!」「楽しんできてね」などの
すべての意味がこめられているような気がする。
そして、友が日本から戻ってきてさらに、
「おいし物いっぱい食べてきた?」
と聞きなおす。
これ。
やっぱり「お帰りー」「楽しんできた?」
などの意味を含む感あり。
海外に住む日本人の方ならきっと理解して頂けるであろう。
特においしいものが乏しいと思われるここオーストラリアの
住人の方々・・・・。
今回、私も例に漏れず
日本に行く前に言われたし、戻ってから聞かれた。
もちろん「いっぱい食べてきたよー!」
と答えた。
実は私にとってこの
「日本でのおいしいもの」の定義は幅広い。
きっと日本に在住の人にとっては
高級目のレストランとか、人気のあるレストラン
で食べるものが「おいしいもの」に値するという方々も
いらっしゃるであろう。
私の場合はそうでなく、
「日本で口にするすべてのものがおいしい」
のである。
それはもう・・・
コンビニのおにぎりから和洋デザート、
その辺のパン屋さんのショーケースに並ぶパン、
定食屋さんのうどんやそば、コロッケ定食、カツどん定食、ラーメン
寿司だって廻ってて十分。
なんだっておいしいのである。
私は日本に居るときからどちらかというと「パン党」
だけれども、そしてこちらでもやっぱり「パン、パスタ、いも」
を食べる頻度が多いけれども・・・
日本で食べるお米のおいしい事!(←今頃きづくな?)
なんてったってツヤがある。
ここまで読んで
おいしいものにかこまれた日本に在住の大抵の
方は「ふふん、大げさね。」と鼻で笑われるかもしれない。
でも外の世界から眺めてみて
改めて気づくという事も多々ある。
日本では姉の家に数泊させてもらったが、
私とスーパーに行って、
「チキンラーメンも食べてみたい。」とふと漏らすと
姉は目を点にした後でそんな事を言い出す私をおもいっきり笑った。
とは言ってみても、
チキンラーメンなど日本にいた頃は殆ど食べなかったし、
それにこういうものは、もちろんここゴールドコーストにも売っている。
日本食レストランだってどこにでもある。
でも、私はなぜかいきなり食べてみたくなった。
そして私にとってそれをオーストラリアでではなく、
「日本で日本の空気と日本の日常と共に食べる」
事に意味があったのだ。
今回の私の一人旅テーマは
「日本での自分に出会う(再会する)旅」であったので
3流グルメあたりでちょうどよかった。
それにも関わらずいろいろレストランに連れて行ってくれたり、
「今日は何を食べたい?」と毎日聞いてくれた姉ファミリーには
とても感謝している。
昔オーストラリアにもあったそうだがなくなってしまった。
オージーにはこの繊細な味がわかるまい!
途中、食べすぎの為
胃の調子を悪くしながらそれでも食べ続けた
今回の日本一人旅。
一つ悔いが残るのは・・・
「たこ焼き」を食べるのを忘れてしまった事。
大阪人としてあるまじき行為である。
あーあ。
