強い主人公といえば誰?というお題。
自分が生まれた年にウルトラマンが放送開始された。
テレビを見ては、最後ウルトラマンが飛んでいくと「う~ると~らまんが行っちゃったあ~」と泣いたそうです。
面白いのは敵役の怪獣なども個性的で、未だに人気がある。
お題の「強い」という言葉は、いつも自分の中で永遠のテーマである。
昔々の話、ある知人のお孫さんのお世話をした。
もう彼も成人して、社会人になっているだろう。
ウルトラマンやその後のシリーズが大好きで、DVDを買っていってあげたり、おもちゃを買っていってあげた。
家で預かることもあった。
彼の家、崩壊寸前の家庭で・・・
彼と遊んでいるとき私が彼に話した。いまでもその時の光景が浮かんでくる。
「ウルトラマンが好きか?」
「大好きだよ」
「どうして好きなの。強いから?」
「うん」
「強いってどういうことだと思う?もしウルトラマンがかなわない強い怪獣がいたら、もうウルトラマン、弱いから嫌いになる?」
3歳児に問いかけたらどういうこたえが帰ってくるのか関心があった。
「嫌いにならない」
「そうだよね。誰か大切な人、人達を守ろうと立ち上がるからかっこういいんだよね」
「君も大切な人を守ろうと、立ち上がればヒーローになれるんだよ」
彼の家庭はいろいろあって離婚した。
彼はママの方についていった。
「ママを助けるんだぞ」
「うん」
彼の強さ、優しさを知っている。彼は小さいながらヒーローになって旅立って行った。
まだ私が独身だった頃のお話。
家庭を持った今、妻や娘にとってのヒーローになれたらいいなと日々精進している。
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