好きなクラシックの曲ある?というお題。
昔は年末には「第九」を聴きにホールまで行った。
ドイツ語の歌詞も覚えたけれど、もう忘れてしまった。
大学生の頃、試験前、物理学の教授に質問しに行ったことがある。
「ここの問題の解き方がわからないのですが・・・」
はじめはこんな風に話していたのですが、どこからかクラッシック音楽の話に脱線。
「おお、そうか。どんな曲を聴いている?」
その頃、CDでモーツアルトの曲を好んで聴いていた。
「モーツアルトのレクイエムという曲好きです」
先生、実は大のモーツアルトファンだった。
「この問題もいいが、次の問題も目を通しておいたほうがいいと思うよ」
ごっつあんです!
しっかりテストに出ました。ありがとう。モーツアルトさまっ。
クラッシックにドはまりして、沢山CDを聴いていた時期があったが、クラッシックは昔ながらのレコードの方が自然な音のつながりがあってよかったな。
はじめて聴いたクラッシックのレコードはドボルザークの「新世界より」でした。
中学生のとき初めての海外研修。
卒業後もずっと親しくしていた小学校の担任の先生が、出発数日前に「新世界より」のレコードと、先生が丹精込めて育てた朝顔の鉢植えをいただいた。
レコードから流れる曲から、初めての海外研修への不安が希望と期待にかわった。
朝顔はみずみずしく、大輪の花を咲かせていた。
先生が毎日水を上げて育てたんだなと思うと、嬉しかった。
いつも、私に話しかけてくれた言葉の一つ一つは、今の自分を作り上げている養分になっていると思う。
▼本日限定!ブログスタンプ