赤い灯に吸い込まれていく。

そこにあるのは安堵?湧き上がる興奮?

胸の鼓動を抑えるように・・・見上げる虚空より流れ来る冷感。喉を過ぎ内なる宇宙へと。

眼前に立ち上るのは冥府の業火・・・・

 

誰もが知っている生命体。しかしその躰はすでに生前の面影はない。

貫き通された一本の柱で、個性を持った小集団が完成する。

迦楼羅の炎の中で、脂をその身より落とし火花となって失った翼を取り戻す。

炎よりいでしその姿は新たな進化を遂げ、薫香と琥珀色の光沢をまとう。

その新たな誕生は刹那に。

命あるものに吸収され、内なる炎をともす。

命の連鎖。

 

(解答)

赤ちょうちんに誘われて入っていく焼き鳥屋。

一服できるって気持ちと、ワクワク感。

まずは運ばれた生ビールをぐびっと。喉を通る爽快感たまらないねえ。

カウンター越しに燃え上がる炎。

小さめに切られた鶏肉が串に刺され、この段階で美味しそう。

強い炭火で焼かれ、余分な脂も落ち香ばしさと照りが際立つ。

あとは美味しくいただきました。

 

これだけのことを大げさに書いてみました。どうでもいいけど最近はまっている焼き鳥屋、JR関内駅北口「秋吉」。