台湾食文化紹介・電鍋編 | ★w☆玉緒★w☆

★w☆玉緒★w☆

A tree should grow taller, accept more brightness, then its root must be deeper and darker .

 

こんにちは

皆さんは「電鍋」をご存知ですか?

台湾では家庭どころか、コンビニ、少吃店、はたまたオフィスなど、どこでもみかけるというこの「電鍋」、実は日本で発明され1960年に日本の家電メーカーとの技術提供で台湾の会社から発売が始まったそうです。

見た目は昔の日本の炊飯器の様な出で立ちのせいか、なぜか懐かしい感じがするのは私だけでしょうか?

この「電鍋」日本でもジワジワと人気が出ており、今は日本でも買えるそうなんです。

そんな「電鍋」原理はいたって簡単で外釜に水を入れ、内釜に米と水を入れて蒸気の熱で炊き上げるというもの。外釜の水が無くなるとスイッチが切れて保温状態になり、そのまま放って置いても焦げ無いという優れもの!その調理法が蒸し料理や煮込み料理が多い台湾にマッチしすぎて普及していったそうです。

私は材料をセットして放置しておけば料理が出来ている、しかも美味しい料理が!!そんな「電鍋」にハマりまくって毎日使っています。夏の暑い時期にガスを使わず(使う頻度が少なく)に済むのはありがたいです。また蒸し物が得意で、肉まんや粽、ご飯の温め直しなどに重宝しています。そして工夫すれば一度に何品も同時調理ができるんですよ〜

例えばですが、内鍋を重ねて使う事で蒸し物とスープが同時に出来たり、もう一段重ねてご飯の温め直しをしたり〜と下準備だけしてあとは「電鍋」さんにお任せ状態。先日の端午節の時期に作る粽も中の具はもちろん、お米を蒸したり、包んだ粽を蒸したり〜と大活躍でした。一人暮らしでしたら中に耐熱容器をいくつか入れて、ご飯を炊く、味噌汁を作る、茶碗蒸し、野菜と肉の蒸したのを同時に作る事が出来るので少量調理が可能なんです〜器そのまま食卓に乗せれば洗い物も少なく済む!と良いことばかりです。

また最近では色々な色があるだけでなく、キャラクターや飲料メーカーなどとコラボした限定バージョンも人気の様です。

そんな台湾の台所になくてはならない「電鍋」ですが、お持ちの方はどんな料理に使ってますか?