こころのつながり | あかおにとサツキマス

あかおにとサツキマス

友情は永遠のテーマ
愛よりタマシイ
いつかの自分を探して喜怒哀楽の日々を綴るのさ


みんな知ってる
『メロン騒動』
でも、その騒動の前に、リリーと寅さんは、小樽でケンカ別れをするんだ
それも名シーンだよ
仕事に疲れて失踪したパパさんと、寅さん、リリーの3人は、長万部や札幌を楽しく旅してたのに…
小樽に来た時、初恋の女性を尋ねたパパが、言うんだよね
『僕って言う男は、たった1人の女性すら、幸せにしてやることも出来い、ダメな男なんだ…』
その言葉を聞いたリリーが啖呵を切る
『キザったらしいね言う事が…
幸せにしてやる?大きなお世話だ、女が幸せになるには、男の力を借りなきゃいけないとでも思ってんのかい?笑わせないでよ…』
すると寅さんが
『でもよ、女の幸せは男次第だって言うんじゃないのか?』
次にリリーが
『へー、初耳だねぇ、あたし今までに一度だってそんな風に考えた事ないね。もしあんたがたがそう言う風に思ってんだとしたら、それは男の思い上がりってもんだよ?』
それで寅さんが、
『ヘェー、お前もなんだか可愛げのない女だなぁ、オイ…』
で、リリーが核心に
『女がどうして可愛くなくちゃいけないんだい、寅さん、アンタそんな風だから年がら年中女に振られてばっかりいるんだよ!』
『オイ、リリー!お前言って良い事と悪い事があるんだぞ⁈』
『だってホントだろ?』
『何だオメェ、寿司屋の亭主と別れてやったなんて体裁な事言って、本当はお前、捨てられたんだろ!

それでリリーは、涙を浮かべて、
『寅さん、アンタまでそんな事を…、アンタだけはそんな風に考えないと思ってたんだけどね…
これで3人旅は終わる

胸が痛いね、そうなんだよ、言っちゃいけない事を、やっぱり言ってしまうんだ人間は
でも、リリーが悔しかったのは、寅さんまでが周りの人達と同じ言葉を言ったから
信頼を傷つけられたんだろうな
ショックだよ

とらやに戻った寅さんは、ひどい事を言ってしまったって、さくらに話す場面も、泣き笑いで良いよなー
後悔する寅さんの気持ちは、これまたこっちまで胸が痛くなる
そして、リリーも、後悔しつつ、寅さんに会いたくて、とらやに来るんだ

そして、メロン騒動でまたケンカして、相合傘で仲直りするシーンも、共感してしまう

リリーを思う寅さん、それを親友みたいだって表現するさくらも良いな
おいちゃんやおばちゃん
みんな思いやりがあってさ
人情があって
人は、こうでなくちゃ

『男はつらいよ 寅次郎相合傘』
ぜひ観て欲しいな

かく言う私目は…
誕生日も終わり、奈落の底へ
彼女は遠くに

私から解放された彼女はどうしてるのかな…
考えても仕方ない
そもそもが彼女さんは、ずっと幸せに暮らしてきたんだからさ
気にする必要ないよね
ドラマみたいには行きませんよ
余計な事をしたのは、自分なんだし

はい、おしまい!

寅さん、それを言っちゃあおしめーよ!
だね?

大丈夫、心配ご無用!
寅さんを観るとね、ホッと和むからね…ありがと



keep the peace❗️