薬丸岳『籠の中のふたり』です。
私の好きさレベル5段階評価の『5』です。
弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は暮らし始める。
小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るい亮介と交流することで人として成長していく。
だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、自身の出生に関わる衝撃の秘密を知る。
二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか――。
著者史上もっともハートフルな物語が誕生。
最後に芽生える真の友情に、あたたかい涙が止まらない!
色んな箇所に<仕掛け>が施されていて、翻弄されながら読み進めました。
出生の秘密はちょっと・・・重いかな・・・
亮介のキャラが良いですね~~~♡
彼の<仕込み>に涙が出ます。
一気読み出来る秀作。
是非、一読を(^^♪