日向夏『薬屋のひとりごと2』です。
私の好きさレベル5段階評価の『5』です。
後宮女官を解雇させられた猫猫(マオマオ)は、花街に戻ってきた。
しかし、戻るや否や、今度は超美形の宦官壬氏(ジンシ)のお付として、外廷に出仕することになる。
壬氏への嫉妬から他の官女たちにからまれ、倉庫の小火、官僚の食中毒、腕利き職人が残した不変な遺言の調査など奇妙な事故や事件が多発する。
いろいろな事件が重なりあう中、それらはある一つのことに収束することを猫猫は知る。
そこにはある人物の思惑があった。
そしてそんな中、壬氏に付きまとう武官羅漢(ラカン)が現れる。
変人として有名なこの男は、何かにつけて壬氏に問題を持ってくるようになる。
それは、羅漢が古い緑青館の馴染みで猫猫をよく知っていたためであった。
猫猫に対してただならぬ執着を持つ羅漢に対して、猫猫の態度は普段と少し違っていた。
いつもの飄々とした雰囲気と違う猫猫を気づかい、羅漢から守ろうとする壬氏であるが――。
羅漢の本当の狙いとは一体?
型破りな薬屋の娘と超美形だがどこか残念な宦官、それに巻き込まれる人々。
薬と毒、宮廷と花街、官と妓女、そして過去と現在が交わる中で、物語は紡がれていく。
シリーズ2作目。
ズッポシハマりました
沼から脱出出来そうにありません(;'∀')
シリーズ順番に予約入れなきゃ!!!
今作で本年100冊読了(^^♪
Takakoさんの背中、見えてきたぁ~~~