桐野夏生『オパールの炎』です。
私の好きさレベル5段階評価の『4』です。
時代に先駆けてピル解禁を訴えていた女は――突然、姿を消した。
謎多き女をめぐる証言から、世の“理不尽”を抉りだす圧巻の傑作長篇。
1999年に日本でピルが承認される約30年前に、ピル解禁と中絶の自由を訴える一人の女がいた。
派手はパフォーマンスで一躍脚光を浴びるも、その激しいやり口から「はしたない」「ただのお騒がせ女」などと奇異の目で見られ、やがて世間から忘れ去られてしまう・・・
謎多き女をめぐる証言から、世の”理不尽”を抉りだす圧巻の傑作長篇!
読みながら、なんだかモヤモヤが止まらない。
タップリと世の”理不尽”を味いました。
読了後、なんかヨレヨレ(TT)
217Pでギリギリでしたね。
これ以上のボリュームに成ると、3日掛けて読まなきゃ・・・な重さでした。
(インターバルがかなり必要に成る!!!)
落し処は少し物足りないかな?!