池井戸潤『俺たちの箱根駅伝』(上)(下)です。
私の好きさレベル5段階評価の『5』です!!!
池井戸潤の最新長編の舞台は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
若人たちの熱き戦いが、いま始まる!
(上)
古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。
故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
(下)
ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。
中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。
東京~箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていた――。
テレビマンの矜持(きょうじ)を、「箱根」中継のスピリットを、徳重は守り切れるのか?
一方、明誠学院大学陸上競技部の青葉隼斗。
新監督の甲斐が掲げた「突拍子もない目標」の行方やいかに。
そして、煌(きら)めくようなスター選手たちを前に、彼らが選んだ戦い方とは。
全てを背負い、隼斗は走る。
上巻は不協和音でイッパイ。
この先、どう展開するのか、ページを捲る手を止める事が出来ません。
下巻は箱根の本戦。
幾度もウルウルしちゃいました。
会社で続きを・・・と思いましたが、男衆にウルウルバレるので、読むことが出来ません(;'∀')
帰宅し、腰を据えて読み進めます。
箱根駅伝×池井戸潤=反則
最後の最後までやってくれます
読まれる方、外で読めない作品です。
ここにもそこにも、あそこにすら<涙の種>が埋まってます。
心して取り掛かって下さいね(^^♪