原田マハ『板上に咲く』です。
私の好きさレベル5段階評価の『5』です。
原田マハ3年ぶり長編アート小説がついに単行本に!
「ワぁ、ゴッホになるッ!」
1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。
しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。
そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。
彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。
墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。
感涙のアート小説。
棟方志功、名前は知ってるけど、作品は見た事無いです。
物語に出てくる作品をネット検索掛けながら読み進めました。
妻チヤの目線での物語の展開。
お互いの愛情がしっかり伝わってきましたよ^^
完成度の高い美術小説です!
棟方志功、Y姉ちゃん(従姉妹会副会長)が東北の旅行に行った際に作品に出合ったらしく・・・
旦那さんがハマったらしい(;'∀')
で、東京で展示が有ると聞いて、日帰りの飛行機旅行を敢行したって!
私もリアルに見てみたいです。
高知の美術館に来ないかしら・・・