加納朋子『カーテンコール!』です。

 

私の好きさレベル5段階評価の『5』です。

 

 

 

 

 幕が下りた。

 もう詰んだ。

 と思ったその先に、本当の人生が待っていた。

 経営難で閉校する萌木女学園。

 私達はその最後の卒業生、のはずだった――。

 とにかく全員卒業させようと、限界まで下げられたハードルさえクリアできなかった「ワケあり」の私達。

 温情で半年の猶予を与えられ、敷地の片隅で補習を受けることに。

 ただし、外出、ネット、面会、全部禁止!

  これじゃあ、軟禁生活じゃない!

 

 

 

ワケありのメンバー。

それぞれに深刻な悩みやバックボーンを抱えてます。

 

それに寄り添う(???)理事長兼学長兼寮長兼臨時講師の、角田大造先生のキャラがめっちゃ効いてます^^

奥様&娘さんも良いわぁ~~♡

 

 

 

角田先生の卒業生に送る言葉を

 

 ハタチを過ぎたあたな方の体は、あなた方自身が作ってきたものです。あなた方が選んで飲食したもの、あなた方が行ってきた日々の習慣によって、形作られているのです。あなた方は未来の自分に対して、きちんと責任を持つべきなのです。未来の自分に、過去の自分が選び、成してきたことを悔やませてはならないのです。

 言っておきますが、我々の歳にもなれば、話は全然別です。我々が日々、向き合うのは過去の自分です。過去の自分が成してきたことの集大成が、今の我々なのですから。それはもう、歴史の教科書に載った年表のように、動かしがたい事実でしかありません。

 しかしあなた方のように若い人が向き合うべきは、未来の自分です。二十年やそこらの過去なんて、今から充分取り返しがつきます。十年先、二十年先に自分がどうなっているか。どうなりたいか。すぐには答えが見つからなくとも、考え続けるのをやめないで下さい。

 

 

如何でしょうか?!

 

 

~最後に~

(女子高・女子大についての記述を)

女子大なんて、世間のイメージがどうであれ、異性の目がない分、その言動はがさつ、かつ下品になりがちだ。~中略~世の殿方が知らない方がいい世界というものは確かに存在している。

 

何も言い訳出来ません@女子中・女子高卒(;'∀')