ステップアップするまでは、
謎の暗号でしかなかったET、FBTとか。

自分が移植を終えた今、
ようやくその意味が分かりました。

ET (embryo transfer)     新鮮初期胚移植
BT (blastocyst transfer) 新鮮胚盤胞移植

何てことない、
英語の頭文字を取った略称だったんですね。

fresh、frozen、
どっちも「f」から始まる。

と、思って調べてみたら、
Fが頭に付くのはfrozenの凍結胚でした。


そんな訳で、私も使ってみます。
初めての移植を終え、本日「BT7」

もっとBT2、BT5とか、
まめに、更新しようと思っていたのに、
タイトルの通りです。

特にこれといって、書く事が何もなくて。

良く目にする、
足の付け根がチクチクとか、
胃がムカムカとか、
頭痛がするとか、だるいとか、眠いとか。

何もない。何も感じない。
至って普通の健康状態。

残念だけど、着床しなかったんだろう。
って思ってしまってます。



移植の日を振り返っての記録。

10:45amのappointment.
主人は仕事があったので、1人でclinicへ。

予定外に25分も早く着いてしまって、
waiting areaで待つつもりが、
すぐに、nurses stationの方に誘導された。

採卵の時と同じ流れ。
着替えて、recovery roomでしばし待つ。

この日の移植待ちは、4人。
その中の1人が、
同じ日に採卵をした方でした。

完全なる個室ではないので、
見るつもりも全然ないのですが、
視界の中に、ちらっと顔が横切りました。

勝手に仲間意識を持ち、
「お互い上手くいくといいですねー」
と、カーテン越しに、念を送る笑 


「...まずい...トイレに行きたい...」


と、そわそわしながら待っている所に、
Dr.が来て一緒にprocedure roomへ。

ベッドに腰掛けながら、
移植する胚盤胞の説明を受ける。

この時点で成長の早い良好胚を移植。
4BA、4BBの2個。
+AHA(アシステッドハッチング)

グレードの知識が全くなかったので、
その日の夜、帰宅してから調べました。
そして、悪くはないんだと思いました。

事前のconsultationの時に、
多胎妊娠のリスクを承知した上で、
2個の移植を、私達は希望しました。

Dr.は35歳以上の人には、
2個の移植を勧めているそうです。

でも、35歳以上であっても、
身長の低い人には勧めていないそうです。

移植する以外の他の胚の説明もあり、

「成長が少し遅めだけど、
   少なくとも、あと1つは、
   胚盤胞で凍結が出来ると思う」


えっとですね。
ここまでの色々な確認とか、
説明の時間が、相当長〜く感じました。

正直、グレード、成長の様子とかは、
どうでもいいと思っていました。この時は。


とにかく、とにかく、
トイレに行きたくて限界でした!!!


Dr.とembryologistが話している隙に、
隣のnurseに、こそっと、
移植が終わったらすぐに、
トイレに行ってもいいかを聞いたのですが、

washroomって言った瞬間、
ますますトイレに行きたくなってしまって、
失敗したと思いました..


こんな感じで、私の移植は、
初めての事への緊張感とか、
移植まで進めた安心感とか、

そういう感情などは微塵もなく、
ただただ尿意との戦いが頭に残りました。


移植は本当にあっという間に終わり、
その後、すぐに仕事へ。
clinicには1時間もいなかったと思います。

他の方々のブログで、
移植後の「お姫様生活」
という言葉を、初めて知ったのですが、

私は、この1週間、いつもと変わらず、
普通に家事をして、仕事に行っています。


期待が持てないなか、
指定された血液検査の日、
判定日が、どんどん近付いてきています。

主人が割と期待してるっぽいので、
ガッカリする姿を見るのは辛いなー。

妊娠反応あったよ。って言いたいなー。