まーもったいぶるのもアレなんで答えを言っちゃうと。
ペパーミル。つまり胡椒挽きです。

セラミック製の刃と耐蝕アルミ、木材(クルミだったかな?)を使って作ったモノです

木部が接合用のネジですね。こいつを回して分解して中に胡椒を入れたり、締め方を調節して、継ぎ目から上を回して胡椒を挽きます。

まあ別に胡椒に限らず胡麻や岩塩を挽いてもOKではありますが。

コンセプトは「安定感」
金属部を下に、木部を上に持ってくることで、自重によって倒れないように。
末広がりなフォルムも安定性を増すためのモノです。

まーこれだけじゃあんまりにもデザインとしてどーよ?
ってところがあるので、各パーツの比率や、真ん中に入れたライン等の比率。
とかあちこちに黄金比(1:1.6のアレ)を入れてあります。

とりあえずは自分が使うとしたらこんなのが欲しい。
ってのを鑑みつつ作ったものです。

ちなみに耐蝕アルミは一般のアルミニウムと違い、そこそこの硬度があり、磨けばきちんと金属らしい光沢を出してくれます。
それに、元来アルミニウムは健康によろしくない金属ではありますが。
腐食しないので中身に混ざることも無いそうです。

余談ですが、
セラミック刃と鋼の刃の相違点を挙げると。
鋼の場合、挽いたものに鉄粉が入るらしく、ほんの少し金属の味が移るのですが、セラミックではそんなことは無いとの事(良く考えれば当たり前なんですよね)

セラミック刃は硬度は高いんですが粘りが無いので、鋼よりも割れやすいんだそーです。(これも当然と言えば当然)

どんなモノであれ、挽きたては素材本来の香りを出す為に有効ではあります。
常から使わなくても、こういった「MILL」はたまの贅沢に丁度良いと思います。

これを買えとは言えませんが、というかそもそもこれ一個しかないので(苦笑)
気に入ったMILLを探してみるのは如何でしょうか?