錫に関しては
http://www7.ocn.ne.jp/~daisuzu/
こちらに詳しく載ってます。

水に優しい金属、「錫」を使った鶴首壺です。
伝統工芸の錫器ですが、別口の伝統工芸である焼き物―陶器とか磁器―のフォルムを再現しようとしてみたものです。
リンク先を見ていいただければわかりますが、本来写真のようなフォルムを錫で作ることはあんましないです。
単純に作業効率の問題ですね。
錫という金属は、お酒を入れれば、口当たりが丸くなり、一輪挿しとして使えば、水が長持ちすると言われています。
缶詰の内側のメッキにも使われているそうなので、保存には適した金属です。

ただ、柔らかい金属なので、取り扱いには細心の注意が必要で、爪で引っ掻いても傷が入ってしまうので。錫製品を買うお方はご注意ください。

柔らかい分、加工も楽なので、色々な形を再現可能でもあります。
写真のような鶴首型も、他の金属よりは幾分は楽に作れます。

円筒状の塊を削りだし、表面はサンドブラスト加工。
全高190mm 最大幅95mm

写真のものは現品限りです。
元が量産化しにくい形態なので、新しく作る予定も無いです。