印象の受け取り方。心の持ち方。について感じたことを書いてみました。




1年、2年まえだったかな。
子供をつれて、訪れたことのあるその病院。
当時その日病院ゎ混んでいて、子供は高熱でかなり辛そうにぐったりだった。

先生は一人一人の診察がけっこう長めの様子で
私は正直イライラしていた。

やっときた自分たちの番の時も、
(この先生ほんとにゆっくりで長いな。この話は要らなくない?子供がキツそうだし、結果がわかったのなら早く帰りたい。)
ぐったりしてる子供のためにも、そう思っていた。
体調が悪いから尚更待合で待ってる間、それだけで本当に体力を消耗される。

そして最近訪れた時もやっぱり長かった。
その日は混んでるであろう時間をずらして行ったので、かなりすいていて、私の前の患者さんゎ1人だけだった。
1人だけなのに、自分の前の患者さんが診察室に入ってから、めちゃくちゃ長い。

(あいかわらず長いな)と思っていたが、自分が病気で辛い時は、子供が辛そうにしてる時の状況とはまったく違い、焦りも苛立ちもあまりなくて、(ほんと長いなぁ)とふつうに思いながら待合でじっと座っていた。

ただあとで検査してわかったのが、その日インフルエンザAだったので、かなりの倦怠感で座ってるのもキツかった。

自分の番に呼ばれて、入っていき、先生の話をきき、鼻から礼の曲る長い棒を喉まで入れられた。
実ゎ初体験笑

インフルエンザにかかったのは8年ぶりくらいなので、当時は喉に綿棒を入れてグリグリされる古き良き時代でした笑笑

いやー、鼻の方がめちゃくちゃ楽でした。
あっという間に検査がおわるし、オエっという私の1番苦手とする反応がでないことが最高によかった。

実は子供があれをされてるのを間近でみてて、みるみる鼻の奥底まで消えていく綿棒に内心びびりまくってた。
(うわーめっちゃ綿棒入れるやん💦)
泣きもせずそれをうける子供を
(偉いなー。痛そう💦怖すぎるー)
と内心思いながらいつも付き添っていたのゎここだけの話。

話はそれたけど今日の先生の印象は
丁寧でおだやかだった。


(あれ??まえもこの先生だったけど、子供連れてきた時は長くてイライラしたんだけどなぁ。
たしかに今日も長いけど、なんか違う。何が変わったのだろう???)

その時思った。
医者が変わったのではなくて、私の心が変わっていたのだ。

受け止め方と状況だ。

子供のこととなると、自分のことより過敏になるし、あの時は本当に辛そうな子供を早く楽にしてあげたいから早く帰りたい一心だった。

自分が体調悪くても、別に過敏になんてまったくならないし、待たされてもイラつくことも焦ることもないのだ。

そうか。わたしの心の余裕の差なのか。

そのあとも調剤薬局で薬の説明を聞いて受ける時も、ほかに患者さんがいなくて私だけだったからなのか、薬剤師のおばちゃんの話の長いこと長いこと笑笑


お薬手帳見ながら、
「あら、アレルギーももってるの。どこ?どんな感じ?アレルギーの薬は飲めないの?それは大変。」

今日のインフルエンザの薬と関係ない話をたくさん話してきた。

でもイライラしなかった。
絶対時間焦ってたり、子供の事でソワソワしてたらイライラしちゃっただろうなってほど長かった。

でもその時は、私の心が穏やかだったおかげで、(わかりやすく説明もしてくれて、人当たりのよいいい人だな。)という印象だった。

つまり同じ事柄でも受け取り手の状況や、心の持ち用で変わるという事だ。

人間だから、どんな時も年がら年中広い心でどっしり構えて穏やかに過ごしてばかりいられだろうけれど、、できるだけ穏やかに心の余裕をもって暮らしていく事で、些細なことを感じられたり、素敵な日々を送れたり、小さな幸せに気づくことができたりするのだろう。

出来る限りそうありたいと思った今日この頃でした。