何だか穏やかじゃないタイトルですが…、
私のモットーです。


教科書を鵜呑みにするな。
データを信じるな。
占星術で人を見るな。
てめーのアタマでラベリングした結果で人を見るな。


私は理屈屋で結構石頭系なんですが、それが曲者だと思ってます。
言語は非常に便利だし、データは傾向を示す大事な資料です。
でも、そこだけにフォーカスしてると、大事な何かを見落とす気がするのです。

例えば、言語については使えば使うほど「意識はそこに縛られる」ことに注意すべきだと思ってます。
日本語話者は「うみ」という音を聞けば、「海」「膿」等そこから何らかのデータを引っ張ってきます。
当たり前なんですけど…

目の前の何かを言語化すると、言語化しなかったことについては思考の表層には上ってこなくなる、意識出来なくなると思うんですよ。
言葉には出来ないけど、確かにある「何か」も大切だったりするんじゃないかと。

これは演奏を評価する時にも言えますよね。
感じた何かを言語化すればするほど、言語化し難い思いや情感は欠け落ちて行って、
言語化に成功したものについて誰かと意見を交わしたり、こんな感じでブログに書いたりする間に欠け落ちたものは霧散してしまう。
けれども言語化出来ない何か、それこそがものすごく大事なものじゃないかと私は思うのです。
(だからこそ、レッスンて場では何を言語化してしないのか、非常に重要かなって思ってます)


イワユル手引書や教科書は概ね8割の人に当て嵌まる筈で、正しいことが書いてあります。
教科書的な常識とかも、概ねの人が同意すると思います。
太陽が東から上って西に沈むとかね。
地球が回ってるとかね。
ものすごく正しいんですけど…それは現時点では、って但し書き付きです。
正しいことを、根拠があるし正しいんだから正しく教えなくては!と思ってしまったらアウト!!
って自分にはいつも課しています。
その時どんなに正しくても、自分を正しいと思って誰かを矯正するようなことを言ってしまう精神性を持つことが怖いのです。
正しい考え、正しい知識、正しい何かに乗っかって人をジャッジすること、私はそれはしたくないと思うので。
正しい奏法、それは確かにそうかも知れない。
けれども目の前のその人にとって正しいかは私には分からない。
神様じゃないから。
それじゃ駄目だわ~と思ってしまうことは多々あります。
でも、私はちょっと長くピアノを練習したことがあるだけのただのオバチャンで、神ではない。
傲ってはならない。
この世に絶対はなくて、目の前のその人にとって何が必要か、それを必死こいて考える、これが私の仕事かなって思います。
フォーム、運指、読譜、正しいと言われてることは沢山あるけど、今現在正しいと言われてること、そこだけにフォーカスしてると大切な何かを見落とすかなと。

データもそうです。
根拠にはなる。
けれどもそれは傾向であって、自分の目の前のその人に当て嵌まるかはわからない。
当て嵌まらない少数派の可能性を考慮せずに、結論在りきでデータを見たり集めたりすると、大切な何かを見落とすかなと。


占星術。
もうね、これは言うまでもない気はするんですけど…w
その人の大まかな傾向はわかるかも知れません。
けれども短気な人は一生短気なままでしょうか?
ノンビリ屋さんは終電ギリギリでも走らないんでしょうか?
(ちょっと大げさだけど)

その人が今現在どんな心境で、人生のどの辺のステージにいて、何を考えてるのかはわかりません。
親子だってわかり合えないこともあるのに、他人の何がわかるのか?
それ考えたら、リアルで人と付き合ったり仕事する上で、占星術ベースの思考は私は危険極まりないと思うのです。

例えそれが専門の方でも、誰かに何かを伝えるのなら、まず目の前の人を見ないとハナシが上手く伝わらないかなって思います。
誰かを考察したり、自分を分析したりするのには非常に便利なツールの一つかとは思いますが、
やはり視点を固定した考え方をしてしまうのは危険かなと。
意識がそこに縛られるから。

意識を縛るなら、縛ったことを自覚する必要があると思います。
知識を得てそれを使うなら、これが最終兵器!ではないことを自覚する必要があると思います。
でないと傷付けなくてもいい誰かを傷付ける可能性があるかなって。


ラベリング。
男である、女である、子供である、大人である、色々ありますよね。
それを基に会話したり色々しますよね。
(つか、しなきゃ出来ないかもw)
けどそれだけに縛られてしまうと、やっぱり大切な何かを~以下同文。
意見は行いや表情、相手そのものを見て提示すべきかなって。
男だから○○とか、子供は○○じゃないと、とか言ってるのを聞くと何か悲しくなります。
だから、子供であっても一人の人間として付き合ってます。
もしかしたらビシッと言ってくれない先生って思われてるかもですけど…。
でも、子供からしたら見知らぬオバチャンの所に突然連れて来られて、お利口に言うこと聞けって言われてもねぇ。
自分の目で確認して自分で考える、これを生徒さん本人にやって貰いたいので、最初の課題でもあるんです。
で、信じてもらえたらそっからは結構早い。
やっぱり信頼関係て大事かな~と思ってます。
1年くらいは私が敵じゃないないことを確認してもらう期間、てことで。
信じて貰えなかったら私の実力不足ってことですね。
精進しなくては。




誰かの人生に深く立ち入る立場にあるなら、己を厳しく戒めなくては!っていつも思ってます。
(出来てるかどうかはアレだけど…)
特に子供はね…。





うおぉぉぉーーーー!!!
真面目に書いてたけど限界だ!!!
煙出そう!
赤くて水出る車を呼ばれる前にアタマ冷やしてこよ。


バナナケーキもあるし~♡
チョコホイップもあるし~♡
今日はちょっと疲れたから、コーヒー飲みながら大人買いしたやじきた読むのもいいかな~♪
ふぅ。





おっしまい。