カレーに関する私の物語 | TVナレーター 阪井あかねOfficial Blog

カレーに関する私の物語

周期的にやって来る
私のカレー食べたい期(^O^)

今年に入ってからは2度目(笑)
まろやかな欧風カレーとか
焼きたてナンと一緒にいただく
バターチキンカレーは毎日でも食べたい♪
カレーって本当に美味しい

といいながら、カレーが好きになるまでには
長く険しい道のりがありました。

実は子供の頃からつい10年くらい前まで
カレーが苦手だったんですが…。
苦手?いや、大嫌いでした!!
拷問でしかなかった。。。

子供の頃、料理下手の母親の作るカレーが
ビックリするくらい不味くて
大げさじゃなく本当に不味くて。。。

野菜が煮えていなくて
ルーの塊が溶けていないのは当たり前
肉は大体半生

カレーの色をした味のしない水みたいなカレー
ごはんにかけると更に不味い
ルーの塊を避けつつ
ウスターソースをかけて何とかその味で食べていた思い出が


おばあちゃんはお料理上手だったから
何でも美味しかったけれど
母親の料理はどれもこれも不味かったなぁ

卵かけ御飯が一番安心ってどんな子供時代だろか。。。

当時子供ってお母さんが「今日はカレーだよ」とかいうと
わぁーい♪o(^▽^)oって喜ぶのが普通だったんですが

私にはただ恐怖でしかない(笑)

ちなみに母親は料理下手ながら
整理整頓、掃除洗濯などに関しては
天才的でした。
常に部屋には髪の毛一本落ちていません。
ま、いろーーーーーーーーんな宝物も
きれーーーーーーーーーによく捨てられましたが(泣)


そんなこともあり
小学校低学年の頃から
いつも美味しいものを食べさせてくれる
おばあちゃんのお料理を見よう見まねで習得
お料理本を見るのも好きだったし

高学年になる頃には
包丁使いも味付けも盛りつけに至るまで
母親よりずっとずっと上手だった
そのままお嫁に行けるくらい上手だったと思う

とにかく美味しいものが食べたいという
人一倍強い強い切実な願望が
そのころ育まれたのかと。。。

反面教師的なパターンの「食育」とも言えますね σ(^_^;)

しかし心の傷は深く大人になってからも
無意識にカレーを避け続けて来たという

いつだったか勇気を出して
普通に「おいしいカレー」を食べた時の幸せと驚き

気が付けば、今はいちおう何食べようかなの
選択肢に入るまでに(笑)

食べものの神さまありがとうございます(´∀`)