デトックス | TVナレーター 阪井あかねOfficial Blog

デトックス

先週の今頃は、寝込んでおりました。

熱は翌日には下がり
今度は激しい咳が。。。

もう何年も風邪らしい風邪は引いていなかったので
自分で自分に驚きました。

38.5度を上回ってくると
世界がぼわーーーっとユルくなって
フワフワしてくるのですね。
その状態が妙に可笑しくてクスクス笑ったり。
かと思えば、永遠にこのままなんじゃないかなんて
心細い気持ちになってポロポロ涙が出て来たり。

しかし!

熱は必ず下がるし、食欲不振もあっさり元に戻るし(笑)

熱が出るというのは、身体の反応。
身体が戦ってくれているのだ。
ごめんね、ありがとう、ごめんね、などと
朦朧としながらも
自分の身体にただただ祈るように
心の中で語りかけておりました。

ちょっと不思議だったのは
声帯だけは、まったく炎症を起こしていなかったということ。
だから声だけはいつもと同じ声が出ました。
助かりました(泣)
ちょっとでもやっちゃうと、喉は完治するのに時間がかかりますよ。
だから、風邪のときは
なるべく声を出さないのが大事。


私は子供の頃
小児喘息でした。
それはそれは地獄の日々を
過ごしました。
咳をするということがどれだけ恐ろしいことか
深ーいところに刻み込まれているのでしょうね。

だから煙草は吸わないしお酒も呑まない
カラオケもほとんど行かない
喉に小さな傷がついてしまうイメージなんですよね。。
そういう意味では
自然にとても喉を大切にしてきました。

けれど、喉が弱っていたり
免疫が落ちている時以外は

加湿器はオフ
マスクもしない
あらゆる経験から
あまり喉を甘やかさないように
努めて来ました。
そしてスタジオで長時間の録音にも
堪え抜けるウルウルの喉に
鍛え上げてきました。

ちょうどスケジュールもオフで
3連休だったんだよなー。
本当はまた京都か台湾にでもサクッといってしまおうかな?
などと思っていたのですが。
狙いを定めたかのように風邪(笑)
さすがだ(笑)
痩せたし(爆)
そして声帯だけは無傷にしてくれた。

ありがとう、愛する私の身体よ。

病み上がりですから
しばらくはマスク姿です。

ちなみに。
熱を出すと身体にある
がん細胞が死滅するとか
究極のデトックスというお話をうかがいました。

いつも頑張ってくれている身体に感謝を。